11日のセリエA第32節で、シエナにホームで2−1と逆転勝利を収めたインテル。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は試合後、次のようにコメントしている。

「インテルは輝いていて、積極的だったと思う。今夜の我々は重要な一歩を進むことができた。すべての試合が3位に追いつくために決定的な試合となる」

「今夜の試合はすぐに難しくなってしまった。シエナ相手に開始5分で先制されたら、大きなハンディキャップだよ。それに、我々は不運にも(ワルテル・)サムエルと(ジョエル・)オビを負傷で失った。だが結局、我々は勝利にふさわしかったと思う。特に後半の出来を考えればね」

インテルのプレーが良くなっていることに、ストラマッチョーニ監督は満足のようだ。

「ボールポゼッションやプレーの組み立てが良かったね。まだ相手のカウンターに苦しみすぎだが、ある意味でそれは普通のことだ。6、7、8人で攻めていて、相手がシエナのようにカウンターがうまいチームなら、当然だよ。その点は改善しなければいけない。だが、今夜は半分満足としたいな」

最後に、ストラマッチョーニ監督は、「ベテラン」選手たちを起用していることへの批判をはねのけている。

「それは違うよ。今日はオビや(リカルド・)アルバレスのような若手がうまくやったからね。私はチームのために選択しているよ。それに、(ハビエル・)サネッティは誰よりも若いんだ」