もっともドン引きするのは「想像力の欠如」

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「女子力UPのニュースサイト」のModelPressに、「彼女の家で見つけて驚いたのは? 『男性がドン引きする女子の趣味』」というコラムが掲載された。「働く男性に、ドン引きしてしまった女子の趣味について聞きました」ということで、何人かの男性の声が紹介されている。

社会人になってもプリクラ帳をつくっている「大人になってからのプリクラ集め」。漫画は漫画でも「ボーイズラブはNG!」。上から目線な「趣味は人間観察」。遊んでそうな気がする「クラブ好き」。筆者の基準から言えば、どれも問題なし。タイトルがおもしろそうなので記事を読んでみたが、拍子抜けしてしまった。

とはいえ、この記事に対する2ちゃんねらーの反応が、超おもしろかった(以下、引用元は2012年4月7日付の「痛いニュース(ノ∀`)」)。たとえば、ボーイズラブ(BL)の漫画については、「BLがあれば多少のこちらのエロ本やエロゲーも許容してくれるからOK」という声があったり……。

具体的な「ドン引きする」ものとしては、「新興宗教」「タバコ」「鉄道好き」「日本刀」「包帯巻かれた人形」「くまが魚くわえてるやつ」「IKKOの顔写真の入った化粧品」「鉱物採集」「ゴーマニズム宣言」「隠し子」「Amway」「積み上がったゼクシィ」「特攻服着た写真」などがあげられている。

同じくエロ系では、「本人が出ているAV」「脱ぎ捨てられたままのパンツ」「バイブ」「プレイ用の浣腸」「太めのディルド」「SMプレイの道具一式」「加藤鷹の手」など。そして、「韓流」「朝日新聞」「大韓民国のパスポート」などは、2ちゃんねらーならではのチョイスだと言えるかもしれない。

いずれにしても、付き合ってすぐに彼女の部屋へいった場合、ドン引きするようなものがあるのは仕方がないとも言える。何故かといえば、彼女は彼が何にドン引きするのかを知らないからだ。付き合いを重ね、彼が何にドン引きするのかを知れば、彼女だってそのドン引きするものを彼に見せたりしなくなるのではないか。

趣味はそう簡単には変えられない。だから、彼氏がドン引きするようなものであっても、捨てられる可能性もやめる可能性も低い。しかし、彼氏が嫌なものは、物であれ趣味であれ隠しておこうという気にはなると思う。ドン引きするようなものの完全なる排除を求めていたら、付き合う女性の幅や範囲は限りなく狭くなっていくような気がする。

ようは、想像力の問題である。相手は何が嫌いなのか。相手が何を嫌がっているのか。付き合いはじめたら、会話の節々からその情報を得る。そして、相手が嫌いな物であれば捨てる。相手が嫌がる趣味であればやめる。それができなければ、バレないようなかたちで、物なら保管し、趣味なら続ける。

ちなみに筆者はたいていの物や趣味ではドン引きしないが、彼女の部屋にあったら嫌なものがひとつだけある。それは「元彼の写真」だ。そんな写真があったら、「この女、どんだけ想像力がないんだろう」と引いてしまう。と、ここまで書いてきたが、記事の後半で書いたことは「女性がドン引きする男性の趣味」にも該当する。

ドン引きの原因は、男女を問わず、「想像力の欠如」だというのが筆者の意見である。

(谷川 茂)