ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグが5日に行われ、ベスト4が出そろった。

 アウェーでのファーストレグを4−2で制していたアスレティック・ビルバオは、ホームで日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと2−2で引き分け。2戦合計6−4で勝ち抜けを決めた。ファーストレグを1−2で落としていたバレンシアは、ホームで4−0と大勝し、2戦合計5−2と逆転でベスト4入りを果たした。

 2009−10シーズンの王者であるアトレティコ・マドリードは、アウェーでハノーファーを2−1で下し、2戦合計4−2で勝利。ホームでのファーストレグを2−1で勝利していたスポルティング・リスボンは、アウェーでのセカンドレグを1−1で切り抜け、2戦合計3−2でメタリストを下している。

 この結果、イベリア半島の4チームが勝ち抜けを決め、スペイン勢は3チームがベスト4へと進むことになった。準決勝はファーストレグが19日、セカンドレグが26日に行われ、対戦カードはアトレティコ・マドリード対バレンシア、スポルティング・リスボン対アスレティック・ビルバオとなっている。