マイナビの「2013年卒マイナビ大学生就職意識調査」の結果によると、「人のためになる仕事をしたい」と考える学生の割合が4年連続で増加した。また、学生の大手企業志向に低下傾向が見られることが分かった。

 学生に就職観を聞いたところ、「楽しく働きたい」(31.0%)、「個人の生活と仕事を両立させたい」(20.6%)が01年卒以降変わらず上位となっているが、「人のためになる仕事をしたい」(19.2%)が最近4年間で約10ポイント上昇している。

 「人のためになる仕事をしたい」の回答は特に女子学生で増加しており、文系女子、理系女子ともに「個人の生活と仕事を両立させたい」を上回っている。

 企業選択のポイントは「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(44.5%)がトップ。次いで、「働きがいのある会社」(22.2%)、「安定している会社」(19.4%)、「社風が良い会社」(16.8%)。「安定している会社」は10年卒をピークに減少傾向で、3年連続の2位から3位に順位を落とした。

 大手企業志向(「絶対に大手企業がよい」と「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」)は前年比7.2ポイント減の36.1%。01年卒の調査以降で最も低い水準となった。

 一方で、中堅・中小企業志向(「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」と「中堅・中小企業がよい」)は前年比8.0ポイント増の59.2%。01年卒の調査以降で最も高い水準となった。

 企業の志向を聞く選択肢の中で回答者の割合が多い「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」(11年卒39.2%、12年卒36.2%、13年卒30.3%)が低下し、「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」(11年卒43.4%、12年卒45.8%、13年卒49.9%)が上昇した結果、13年卒では約20ポイントの大差がついた。

 同調査は、全国の2013年卒業予定の大学生・大学院生6708人から回答を得た。

新卒採用予定の中小企業 7割が人数確保
新卒採用に苦戦しても基準は下げず
不足するグローバル人材 新卒採用では需給に矛盾も

日本人材ニュースCarrera」は働く人のためのキャリアニュースサイトです。