100円ショップでも買えるこのツナカレーの缶詰。開けてびっくり、本場タイの味が再現された激ウマカレーだったのです

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「とにかくコストパフォーマンスが素晴らしい!」「激安なのに香りも味も本格的!」

 カレー通やB級グルメ通から、そんな称賛を浴びまくっている缶詰をご存じだろうか。「いなばライトツナ」でおなじみ、いなば食品(本社・静岡市)が製造・販売する「ツナとタイカレー」(希望小売価格各184円)だ。

 青唐辛子の「グリーン」、赤唐辛子の「レッド」の2種類で、昨年8月から「ローソンストア100」などで細々と販売スタートしたのだが、本場タイ製造の本格的な味と、ローソンストア100での105円という激安価格で、直後からカレー通の間で大評判!

 いなば食品販売企画チームの長瀬英子氏に聞いた。

「もともと弊社のツナ缶はタイ製造のものも多く、現地にはツナを使ったカレーもあるということで発案された商品です。さばカレーや有名ホテルの名を冠したカレーは以前からありましたが、日本メーカーのタイカレー缶は初でしょう。『どこで買えるのか?』という問い合わせは現在も多くいただいていますし、“缶詰博士”としてさまざまな媒体で活躍される黒川勇人(はやと)さんが『快哉(かいさい)を叫びたくなるお味』『コストパフォーマンスは素晴らしくいい』とブログで紹介してくださったり、グルメ漫画『めしばな刑事(デカ)タチバナ』でも『大変です! ものすごいカレーが発見されました!!』と紹介していただいたりしています」

 何を隠そう、記者も発売当初からハマっているクチなのだが、本当に缶詰とは思えないほどウマい! 量はいわゆるツナ缶(80g)よりも少し多め(125g)。中には大ぶりのツナがたっぷり入っているので食べ応えもバッチリだ。

「現地のスタッフが手作業でツナをほぐしているため、国産のツナ缶よりも身が大きいんです。また、スパイスの調合や味つけでも、現地のスタッフに協力してもらい、本場の味を目指しました。おつまみとして缶詰だけでも食べられるように、やや辛さを控えめにしたことも食べやすさにつながったかと思います」(長瀬氏)

 専門家の評価はどうか? カレー研究家のスパイシー丸山氏はこう語る。

「人気カレー店の店主やカレーブロガーなど、自分の周囲のカレー好きは、みんなこの缶詰を絶賛していましたね。最初、僕は『缶詰のカレーなのに!?』って半信半疑だったんですけど、『いいかげんに食べておいたほうがいいですよ!』とプレゼントされました(笑)。それでひと口食べてみたら、『これはお店の味だ!』って驚いたんです。カレーからは遠いイメージのある日本の缶詰メーカーが、この味を作ったことも衝撃でした」

 具体的には味のどこがスゴい?

「『グリーン』を例に説明すると、まずタイカレーの基本の『こぶみかんの葉』がゴロっと1枚入っている。だから、缶を開けた瞬間にかんきつ系のいい香りがするんですよ。レモングラスやガランガルなどのスパイスも入った、まさに本場の味で、保存食品特有のクサさもない。ツナは大ぶりですし、スープもたっぷり入っているので、この缶詰と白米さえあれば、しっかりした食事ができます。“一品として完成されたカレー”ですね」(丸山氏)

 そして、だからこそ、その激安価格に驚くとか。

「これが500円でも『よくできているな』とは思いますが、(お店によっては)105円で買えちゃうというのが本当にスゴい。100円前後の激安レトルトカレーには圧勝、300円以上のやや高級なレトルトにも負けていません。会社に電子レンジがあるなら、パックの白米とこの缶詰、合わせて200円ほどで豪華な昼食を楽しめます(笑)。僕はグリーンが好みですが、粘り気の強いレッドも、ご飯と一緒にガッツリ食べたい人にはオススメです」(丸山氏)

 唯一の難点ともいえる「どこで買えるの?」も、今年3月から4月にかけ、大手スーパーでも順次販売を始めているということで解消されそう。一度試してみては?

(取材・文/古澤誠一郎)

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