ウディ・アレン監督の最新作『To Rome With Love』の予告編がこのほど公開された。

コミュニズム(Communism、共産主義)やヘタレ、浮気、知性、セクシーなブルネットの女性、そしてちょっと気弱な登場人物など、本作もまた、監督のファンの期待を裏切らないようなエッセンスがそこかしこにちりばめられているようだ。特に監督自身とイタリアの名優ロベルト・ベニーニ(『ライフ・イズ・ビューティフル』『人生は、奇跡の詩』)の演技にもご注目を。

『To Rome With Love』はイタリアに住み、この国を愛するアメリカ人とイタリア人たちが織り成すオムニバス・ストーリー。監督自身もまた、2006年の映画『タロットカード殺人事件』以来となるメインキャストを務める。<Huffington Post>いわく、監督の姿は『タロット...』よりも格段に素晴らしいそうだ。

映画のもう1つの見どころは、ほぼ毎回のことではあるがキャストの豪華さ。ドラマ『30 ROCK』のアレック・ボールドウィンやペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ、エレン・ペイジなど、そうそうたる顔ぶれが一堂に会している。

日本公開は未定だが、『To Rome With Love』のオフィシャル・サイト(英語)によると、アメリカでは6月22日から限定公開されるそう(イタリアでは4月20日に公開)。

『To Rome With Love』予告編


ウディ・アレン監督といえば、昨年のカンヌ国際映画祭で話題を集めた新作『ミッドナイト・イン・パリ』が5月26日(土)から日本でも劇場公開される。こちらもお楽しみに!