ケイト・モスについての新たな著書『Kate Moss: The Making of an Icon』が4月3日に欧米で発売された。

・ケイトがこれまで表紙を務めてきた『VOGUE』の冊数 ... 300以上
・スーパーモデル仲間(の平均)よりも、ケイトは3インチ(約7.6センチ)ほど身長が低い(ケイトの身長は170センチ)
・14歳でニューヨークのJFK国際空港でスカウトされる
・2011年には1,400万ドルを稼いだ

など、ケイトにまつわる逸話は後を絶たない。『Kate Moss: The Making of an Icon』の著者、クリスチャン・サルモンはこの中で、予想外の名声を手に入れたケイトの詳細を綴っている。その原動力は、サッチャー時代後のイングランドの中流階級というバックグラウンドなのか? それともカメレオンのように次々と姿を変えるルックスなのだろうか? ただ単にラッキーなだけだったのか?

「2003年、アメリカのアーティスト、アレックス・カッツは『ケイトはごく普通の人間だ。それこそが彼女を非凡な存在にもしている』と説明した」とサル モンは記している。彼はまた、ケイトをよく知る人物に彼女の成功を聞いて回った。ケイトの自伝を記したキャサリン・ケンダルは、「彼女はとっつきやすいと きもあれば、誰も寄せ付けないときもある。弱い面と強い面、そして現実的な面と夢見がちな面などを持ち合わせている」としている。

また、写真家のブルース・ ウェーバーは、「ケイトを被写体にするのは、まるで生まれたばかりの動物や小さくワイルドな子供を写真に収めるのと同じ興奮がある」と、ケイトが愛される理由を語っている。

今回の著書の表紙を含めたいくつかの写真はコチラからどうぞ。