「僕が大切にすれば、友だちも僕を大切にしてくれます。悲しませたりすれば、離れていってしまいますが、尊重し、仲良くすればずっとそばにいてくれます。それどころか、別の友だちを紹介してくれて、友だちがもっと増えていきます」

 これは、一見友だちづきあいのことを語っているかのように思うでしょう。しかし、違います。この言葉は、「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎さんが考えるお金とのつきあい方。書籍『松浦弥太郎の新しいお金術』では、「本当のお金持ちになるにはどうしたらよいか」を分かりやすく綴っています。

 最近のニュースでは、米インターネット検索大手のヤフーが、4月から大規模な人員削減を行うと報じました。このようなニュースに、多くの人は不安になり「お金がほしい」と躍起になり、節約やお金を稼ぐ方法に頭を悩ませているのではないでしょうか。「どうやってお金とうまくつきあえばいいのか?」松浦さんもお金について考えたひとりです。

 「お金というのは、友だちみたいなものじゃないか」

●生きていくうえでなくてはならない存在。
●親しくなりたい存在。
●好きだし、尊敬の念もある存在。
●親しくしてもべたべたしすぎず、節度のある関係。
●一生つきあったりするけれど、パートナーのような一対一のつきあいではない関係。

 確かに、松浦さんが言うようにお金と友だちは似ている点がたくさんあります。そして「お金=友だち」とした上で、「?お金?ではなく?お金さん?と、もっと愛情込めて呼ぶ癖をつける」ことを松浦さんは提案しています。日々、親しみを込めて「お金さん」とつきあう。とてもシンプルで簡単な方法ですが、大切なことです。

 人とお金は切っても切り離せない関係です。それならば、大切なものだからこそしっかり向き合って、上手につきあっていくことが人生を豊かにしていくことに繋がるのかもしれません。



『お金持ちになる方法は「お金さん」と呼ぶこと?』
 著者:
 出版社:集英社
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