海外赴任にオススメな国フィリピン

海外駐在員ライフ Vol.142

From Philippines

聞き取りやすい英語と物価の安さは海外赴任にオススメ?


■自ら開拓する手ごたえがあるマーケット

こんにちは。”困った顔”です。今回は、海外赴任先としてのフィリピンについてお話しします。

私見ですが、インターネットがすっかり生活に浸透し、IT技術も発達している日本では、すでに市場が成熟していて、いろいろなサービスがやり尽くされた感があり、今、新しいビジネスアイデアを試してみたり、ビジネスチャンスを広げようとしても難しい側面があると思います。その点、フィリピンのような開発途上国には、新しいサービスを考えて、根付かせることのできる土壌がまだまだ無限にあるような気がしています。

特に、フィリピンに限らず東南アジア諸国には、今後5年間くらいの間にインターネットビジネスが加速度的に伸びる見通しがあります。とりわけフィリピンは、インターネットやITの市場がまだまだ未開拓な一方、潜在的なユーザーも多いため、自分で考え、組み立てたビジネスがマーケットにインパクトを与えられる可能性が高く、ビジネス環境としてはとてもエキサイティング。実際、今仕かけているサービスが実を結び始めていることもあり、確かに自分がマーケットを開拓しているんだという手ごたえを感じます。「新しいものを生み出す」「クリエイティブな仕事をする」という志向を持っている人には、相当やりがいが感じられる環境なのではないでしょうか。


■聞き取りやすい英語を話してくれる人々

フィリピンは、初めて海外赴任する駐在員にとって、とても「優しい」国でもあります。公用語が英語で、皆、小学生のころから英語を習っているので、英語はとても上手。しかも、あくまでも第二外国語として使っているせいか、とてもゆっくりと聞き取りやすく話してくれるという特徴があります。単語が聞きとれるので理解しやすく、ネイティブの人と話すときのような難しさは感じません。

また、こちらがどんなに拙い英語を話しても、きちんと耳を傾けて聴いてくれる人が多く、英語があまり得意でない私でも臆せずに話せて、とても助かっています。加えて、とてもフレンドリーな人々が多く、すぐに親しくうちとけられることも、フィリピンの魅力の一つ。例えば赴任当初、コンドミニアムのランドリーで洗濯していたとき、同じように洗濯していたおじさんに話しかけられ、彼の奥さんが私と同じビルで働いていることなどがわかって意気投合。連絡先を交換したら、その後、「今パーティーやってるからこないか?」などと誘われ、どんどん友達が増えています。仲良くなった女の子のお母さんのバースデーパーティーに呼ばれたこともあります。

また、物価が安いことも住みやすさの一因。私の場合、年齢がまだ若いこともあり、駐在員としては決して高給ではないのですが、フィリピンで暮らす限り、金銭面でストレスを感じたことがありません。英会話スクールの学費も安く、英語を本格的に学びたい人にとっては、留学先としても魅力的かも。オーストラリアなどと比べて2〜3分の1ほどの生活費で暮らせると思いますよ。

ただし、困るのは虫。ゴキブリやアリが多く、特に雨季にはゴキブリが増えます。建てつけが悪い家が多いせいなのか、隙間から入ってきてしまうようで、マンションの14階にも出るんです。とりわけ、1階部分に飲食店が入っているマンションにはゴキブリがつきもののようで閉口します。

次回は、フィリピンでの暮らしについてお話しします。