若者の採用はバナナの叩き売りではない

写真拡大

既得権を得ている年配者を守るため、若者たちの雇用が犠牲となっています。国家公務員の新規採用を56%削減するという驚きの政策が野田民主党政権より発表されました。「消費税増税への理解を得るため」とのことですが、何故増税への理解を得るため、ただでさえ大変な若者の雇用を削減するのでしょうか。

国家公務員新規採用削減は天下の愚策と言い放った小野議員にインタビューしてまいりました。当事者である若者ももっと声を上げるべきだとおっしゃってます。(インタビュー12分以降) 



小野議員:
岡田副総理、国家公務員採用の大幅削減の方針に対しては政府の方にも批判の声が上がっているのではないかと思うのですがどのような反響が寄せられていますか?

岡田副総理:
批判的なご意見としては年齢構成に歪みが生じる、就職難の状況を深刻にする、若者へのしわ寄せ、若手官僚の負担増を促すと言った批判もございます。他方で全体の総人件費の抑制の中で是非頑張ってもらいたいと言う声もございます。

小野議員:
総理にお伺いしますけれども私の親が戦前に軍隊に青年将校として入って、敗色が濃い中で職場で年配の人が話しているのを聞いたら「あと何ヶ月で恩給が出るんだ」とか「恩給をいくら貰うんだ」という議論をしている。20歳の若い青年たちは自分の身を捨ててでも国家のためにと思って軍隊に入っているのに中にすでに入っていた人たちは恩給の相談をしていて胸が締め付けられる思いをしたという話しを聞いたことがあります。いまの公務員の状況って似ていると思います。1,000兆円の借金を国家が背負っていて金利が上がったら飛ぶかもしれないと思っている中で官民の格差を縮減しようとすれば自らはそれを提案してこない、そしてまたボーナスは計算の仕方によっては民間より2倍近く高いボーナスをもらっているにもかかわらず、なかなか官民格差を無くそうとはしない。3階建ての共済年金の有利なポイントについても縮減をしようとしない。そういう厳しい中で、天下りにいたっては論外ですよ、天下りが減る、なくなるっていうのは当たり前のことでそういう状況を知った上で公務員を志す、若者たちに門戸を閉ざす、6割7割と減らしてしまうという考えはほんとに言語道断だと思っていますけれども、総理、そういった新しい風を入れることによって行政各省各分野で自己変革、改革の機運を高めるべきではないですか? 既得権を持った人たちを大切にしていてはそういった改革は進まないと思いますが総理のお考えをお聞きしたいと思います。

岡田副総理:
先程も申し上げましたが若いみなさんだけではなくて希望退職を募集したり定年延長をせずに一旦退職をお願いしたりさまざまな総人件費削減の努力を重ねてゆきたいと思っております。

野田総理:
いまの岡田担当大臣の言葉につきます。若者にしあわせをおっと、しわ寄せを背負わせるだけではなくて全体で見直しを行うということでございます。

小野議員:
昨日報道で削減の決定が来週に伸びたと報道されていますが是非100人でも200人でも多くの若者が採用される、門戸が開かれるようにご英断を総理にもお願いして私の質問を終わります。

■3月28日 公務員の新規採用削減について インタビュー


小野議員:
そもそも公務員改革の中心は公務員の既得権をなくそうということなんです。天下りとか高すぎる退職金とか高すぎる年金そして人事院の調査によると0.3%しか差がないっていうけれど一般の感覚で言うと何十%っていう割合で公務員のほうが優遇されているって感じているわけです。
第一に、政府はどんなに景気が悪い時でも若い人の雇用を確保しなければいけない。その責任も政府にあるので民間企業にもいろいろと経営立て直しの努力をする中でも「新規の採用をへらすのはやめてくださいい、一定の数の雇用確保をお願いします。」といっている政府が新規採用一点集中でまず切りましょう!といった形で負わせてしまうというのは雇用行政、雇用の市場の中でもそんなことをやっている民間がどうして自社の雇用に対してそんなに景気よくないけれども従前どおりの雇用を確保しましょうかと思ってもらわなくてはならないのにまっさきに新人を切ればいいのは新人の採用なんだと思わせてしまったらいくら政府がお願いの通知を経団連を通じて出しても全く効き目がないです。あなた達が真っ先に切っているのが新規の雇用ではないかと。
第二に、公務員の人件費を削減しろと私もみんなの党も言ってますけれども一番わかり易いのは1000万円以上、場合によっては2000万近くもらっている高額所得者が一人フェードアウトしてもらうとそこに若い高校卒、大学卒の人が入ってきて2人とか3人とか雇えるじゃないですか。人件費削減の問題と新規採用を半分にしてしまうとか
それ以上減らすとかとは全然直結しない話です。結果的にすでに公務員という身分をもらってしまった人たちの、すでに守られたエリアに入った既得権を持った人たちが保護される。それを保護するために新たに入ろうとする人たちの門戸を閉ざしてしまうという逆の考えになってしまっている。
そういったことでひとつは民間に悪い影響がある、もう一つは公務員改革の本質をわかってない、切るべきところが違う。

(中略) 


●若い世代の皆さんへ一言 11:58あたり
小野議員:
僕達、僕なんかは学園紛争の後の世代です。私達より2〜3歳くらい上の団塊の世代の人達は非常に学園紛争の激しかった時代の人たちですけど、その後の僕達の世代から見てもいまの若い人達はもっと、決して暴力的なことをすすめるわけではありませんが、声はしっかりと、主張はしっかりと上げるべきだと思う。大人である私達もそういった利益を守るために発言してあげたい、行動したいと思っているのだけれども肝心の若い人達が大人しくなってしまっている。「そんなことすると就職に不利になるんではないか」とかね、ちょっと寂しいですね。〜中略〜 声がまとまれば官邸であろうと総理であろうとしっかりと届けます。