スペシャリストとゼネラリスト、理想の働き方はどっち?

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あらゆることに精通し、何にでも対応できる「ゼネラリスト」を目指すのか、「この分野なら誰にも負けない」という強みを持つ「スペシャリスト」として一つの道を究めるのか......。これから会社人生をスタートさせるフレッシャーズのみなさんにとって、自分のキャリアをどう積み上げていくかは重大なテーマではないでしょうか。そこで、4月から働き始める予定の学生200人に、"理想の働き方"を聞いてみました。

【あなたの理想の働き方として近いタイプはどちらですか?】
■いろいろ幅広くできる「ゼネラリスト」...52%
■一つのことを究める「スペシャリスト」...48%

回答は、ほぼ真っ二つに分かれました。以下、コメントを紹介します。

【ゼネラリスト】
■「一つに詳しい人はいくらでもいるが、何でもできる人は少ないから」(男性/24歳/学校・教育関連業界内定)
■「時代が変われば技術やトレンドも変わるので、変化に対応でき、いろいろな分野に応用できた方が良いと思う」(女性/24歳/情報・IT業界内定)
■「幅広く社会を知ることで、新しいアイデアが生まれそうだから」(女性/22歳/その他の業界内定)
■「仕事のさまざまな側面を見て成長していきたいから」(男性/22歳/自動車関連業界内定)

管理職や店長、起業など、人をまとめる立場を目指す人はもちろん、幅広い知識・経験を積むことで「自己成長につなげたい」という人が"ゼネラリスト"を選択。「好奇心旺盛」「飽きっぽい」「器用貧乏」という自分の性格を理由にした回答も目につきました。意外だったのは、理系出身者の半数以上が「研究分野におけるゼネラリストになりたい」という理由でこちらを選んだこと。何事にもチャレンジし、幅広い視野を持ちたいと考える人が増えているようです。

【スペシャリスト】
■「『これができる!』と自信を持って言えるものが欲しいから」(女性/21歳/医療・福祉業界内定)
■「特定分野のエキスパートとして、社内外から信頼される人材になりたいから」(女性/22歳/金属・鉄鋼・化学業界内定)
■「一つのことをマスターすることは、すべてにつながると思うから」(女性/31歳以上/その他の業界内定)
■「幅広い仕事に携わっても、一つひとつの内容が薄くなって結局何の役にも立たなさそうだから」(女性/21歳/情報・IT業界内定)

得意分野を持つことが自信ややりがいにつながると感じている人が大多数でした。また、「一つのことに集中するタイプだから」「不器用だから」と自己分析した結果、"自分はスペシャリストが向いている"と考えた人も多いようです。「最初はスペシャリストを目指し、その後、仕事の幅を広げてゼネラリストに」というキャリアパスを描く人も目立ちました。

究極の理想は、ゼネラリストなら浅く広くではなく、深く広く。スペシャリストなら"一つのことしかできない"のではなく、その分野のことはすべて任される真のプロフェッショナルになることなのではないでしょうか。どちらの道にせよ、まずは土台作りが肝心。フレッシャーズのみなさんは大きく羽ばたいていけるよう、良いスタートを切ってくださいね。

調査期間:2012年3月
アンケート対象:フレッシャーズ マイナビスチューデント会員
有効回答数:200件

●木下洋子