4月10日(火)に再び全米放送される『glee』。ニュー・ディレクションズの復活を記念し、前日の9日(月)には番組関係者を交えた米ケーブルTV局Bravoの人気トーク番組『アクターズ・スタジオ・インタビュー(Inside the Actors Studio)』が放映される。

<Huffington Post>ではその一部を紹介。

番組のクリエイター、ライアン・マーフィーがスー・シルベスター(ジェーン・リンチ)が誕生するきっかけを告白。「(FOXエンターテインメントの社長)ケヴィン・ライリーに、『この脚本ではダメだな。悪役がいないじゃないか。君らしくないよ』って言われたんだ」

ライアンはこれを受けて、ジェーンに悪役のオファーをすることに。彼はジェーンに、"スーの役は『PENTHOUSE』(成人男性向けの雑誌)に登場したかもしれないし、そうでないかもしれない。だけど馬のようなエストロゲン(女性ホルモン)を持ったキャラなんだ"と説明し、もちろんのこと(!)彼女はこの申し出を断れなかったとか。

番組ではまた、構想に関してはキャストから数多くのヒントを得たとも語るライアン。ジェーンはこれを裏付けるかのように、「ライアンほど、人を観察するのに長けている人はいないでしょうね。彼は人を見て、その人を特徴づけるようなポイントを見つけるの。例えばマット(マシュー・モリソン)の髪の毛のようにね」「それは感情的な面でもいえるわ。次回の脚本を読むと、彼がいつ、誰に対して怒っていたかがわかるの。脚本を読めばわかるのよ!」と話している。