2012年卒の入社予定者への満足度

就職白書2012 | 採用・就職活動の満足度

2012年卒の入社予定者への満足度


■採用・就職活動の満足度

採用鈍化の傾向は見られず、「ほぼ計画通り」の結果に

2012年卒採用では、「震災の影響で企業活動が停滞し、採用計画を縮小するのでは」との見方もあった。しかし、企業の「採用計画に対する充足状況」は、半数近くの47.4%が「計画通り」で、全体で91.5%の企業が「ほぼ計画通り」という結果に。また、従業員数300人未満の企業は89.1%が、5000人以上の企業は87.0%が「ほぼ計画通り」。企業の規模においても大きな差はなかった。また、「入社予定者への満足度」を聞いたところ、「非常に満足」が18.2%だったものの、「どちらかというと満足」は52.0%。全体の70.2%の企業が「満足」の傾向にあることがわかった。

一方、学生の「入社予定企業への満足度」は、大学生が77.8%、大学院生は88.5%が「非常に満足」「どちらかというと満足」と回答している。しかし、「活動当初からの第1志望企業に入社予定」の学生は34.2%にとどまった。特に関東圏の文系学生は 27.7%と低い。逆に、近畿圏の理系学生は半数近くの43.5%が第1志望企業に入社予定で、文理のみでなく、地域差もあるという見方もできる。ちなみに「当初は志望していなかった企業に入社予定」の割合が高いのは、「民間企業に就職予定の文系大学生」40.1%、「文系の女子大学生」41.4%で、約4割。全体では約3分の1の学生が、当初は志望企業ではなかった企業に入社を決めているが、入社企業への満足度で「非常に不満」「どちらかというと不満」と回答したのは、大学生で5.1%、大学院生で2.3%と低い結果だった。