アジア国際フロアカバリング見本市「ドモテックス・アジア/チャイナフロア2012」(主催:ドイツメッセ(株))が、3月27日(火)〜29日(木)の3日間、中国・上海新国際見本市会場にて開催中である。
同見本市は、ドイツ・ハノーバーで開催される「ドモテックス」のアジア版として、フロアカバリング関連見本市では世界第2位の規模を誇る巨大な見本市。今年は展示規模が昨年の9.5ホール(10万7100平米)から11ホール(12万7000平米)に大幅拡大、出展者数約1100社(昨年実績36カ国1056社)となるなど、さらに規模を拡大しての開催となった。
また、規模拡大にともない今年から会場構成が変更、ホールW-1〜W-4にカーペット、ラグ、マット、手織り絨毯など繊維系床材、ホールW-4〜W-5に塩ビ系床材、特殊フロア、ホールE-1〜E-6には、フローリング、コルクフロアなど木質系フロア、木材加工機械などが展開されている。ドイツのドモテックスにも見られた傾向だが、木質系フロアの勢力が非常に強いのが印象的である。繊維系床材が展示されるホールWの中で、海外の有力カーペットメーカーが集結する「国際ホール」と位置づけられているのがホールW-1で、ここに日本を代表するカーペットメーカーの住江織物、東リが出展している。
住江織物は、「資源を未来へ。」というテーマのもと循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」や室内環境改善消臭加工「トリプルフレッシュ」など、健康・環境に配慮した商品・技術を訴求、東リも展示テーマを「東リエコスピリット」とし、「東リファブリックフロアシリーズ」や「ルースレイタイルシリーズ」など環境、抗菌、消臭、防汚性能など機能性の高いタイルカーペットを中心に展示した。
この他、今回より「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」の共同主催者であるVNU Exhibitionsが単独主催する国際建設産業のイベント「中国国際建築貿易博覧会」が、ホールN4-5にて開催されている。同見本市は、不動産、建築、グリーンビルディング関連の製品、技術、設計を網羅する見本市。著名人を招いてのセミナーも積極的に行っており、日本からは建築家の隈研吾氏が招かれ講演を行った。

なお会期3日間の来場者数は約4万名の見込み。会場には、初日からものすごい人数が来場し、会場内は活気に満ち溢れた。中国国内からの来場者が中心だが、海外からは日本、アメリカ、オーストラリアからの来場者が多い。