【意外過ぎて驚きシリーズ】のび太と花輪クンの共通点

 国民的アニメとして確固たる地位を築いている『ドラえもん』。また、2012年3月でアニメ放送スタートから累計20年、1,000回放送を達成した『ちびまる子ちゃん』。この2つの人気長寿アニメについて「『ドラえもん』ののび太と『ちびまるこちゃん』の花輪クンの誕生日が同じで驚いた」(男性/大阪府/31歳/情報・IT/技術職)という声が寄せられた。そこで、この2人の共通点や異なる点を比較してみたい。





 『ちびまる子ちゃん』の花輪クンは原作者のさくらももこさんと同じ1965年生まれ。「はなわ」という名字から、8月7日生まれに決まったそう。『ドラえもん』ののび太の誕生日は花輪クンと同じ8月7日で、生まれた年は『ドラえもん』2巻(小学館刊 定価:410円[税込み])の「ぼくの生まれた日」によれば1964年。つまり、誕生日が一緒というだけではなく、生まれ年も近いということになる。





 同じ時代に生きる2人ながら、その個性や特徴はまったく違う。大金持ちのお坊ちゃまである花輪クンに対して、のび太は一般的なサラリーマン家庭の子ども。さらに花輪クンは運動も勉強もできるが、のび太はどちらも苦手。2人の共通点は1人っ子ということだが、仕事の都合で海外を飛び回っている両親とめったに会えない花輪クンは、ドラえもんがそばにいるのび太より寂しい日々を過ごしているかもしれない。





 もうひとつ、2人の共通点は字が汚いということだ。なんでもできる花輪クンの唯一の弱点が字の下手さ。『ちびまる子ちゃん』4巻(集英社刊 定価:410円[税込み])には、書き初めの宿題をお手伝いさんにやらせるエピソードが登場する。一方、『ドラえもん』23巻にはのび太の書いた手紙が登場するが、その文字が間違っているうえに汚いのである。基本的に穏やかで心優しい2人がもし同じ小学校だったら、お互いの汚い字を笑い合いながら、なんだかんだで仲良くなっていることだろう。





 文・塩澤真樹(C-side)





※アンケート

調査時期:2012年1月13日〜1月23日

調査対象:マイナビ ニュース会員

調査数:男女574名

調査方法:インターネットログイン式アンケート