プロ野球新名言:「信じるしかない!信じるしかない!信じるしかない!」(栗山英樹)
もうすでにお祈りするしかない段階!

人事を尽くして天命を待つなんて言葉があります。やれることをやったら、あとは天に任せて待ついう意味。やるだけやったらウダウダ考えても仕方ないだろうという話です。しかし、そもそも人事が尽きることなどあるのでしょうか。「本当にもうできることはないのか?」という問いに「ない」と言える日などくるのでしょうか。すべてが決するその瞬間まで、何かできることはないかと「考えつづける」ことは可能。ならば、人事が尽きたと言える瞬間などないはずです。

つまり、天命を待つ人というのは、まだ人事を尽くしていないのです。お祈りという思考停止。神頼みという他人任せ。その時間に何か打つ手が見つからないとも限らないのに、「人事は尽くした」「もうできることは何もない」「祈るぞ…!」と待ちの姿勢に突入。多少遅いか早いかの違いこそあれ、お祈りを始める人はみな思考停止の悪魔に憑りつかれているのです。僕はこのことを「賭博黙示録カイジ」「賭博破戒録カイジ」「賭博堕天録カイジ」などの名著から学んだのです。

そんな中、まだシーズンも始まらず、むしろ一生懸命調整する「人事尽くしターン」の時期に、早くも「お祈りターン」に突入した男が出現しました。その男の名は栗山英樹。選手時代の「あぁ、いたなぁ」程度に記憶に残る実績、解説者時代の「ナンチャン!」というキレのあるコメント、甘いマスク。北海道日本ハムファイターズの新指揮官として、大きな注目を集める存在です。

栗山監督の目線は長い右往左往の末に、ついに天を見上げることになりました。逆に言えば、右往左往しすぎてクラクラしてきたので、天を見上げるしかなくなったのかもしれません。早くも始まったお祈りの時間。思えば、野球などお祈りの連続のような競技。「たまたまいいトコに投げられますように…!」VS「うっかり棒に当たりますように…!」の真剣勝負。あれこれ人事を尽くして疲れるより、速やかにお祈りを始めたほうがマシ。そういう意味で、栗山監督は一歩も二歩も時代を先行く指揮官なのかもしれませんね。

ということで、「んなわけねーだろ」と速やかに前言を撤回しつつ、栗山監督のお祈り野球についてチェックしていきましょう。



◆「斎藤佑樹を信じるぞ!」「信じるぞ!」「信じるぞ!」「信じるぞ!」


解説者時代の穏やかな語り口はどこへやら。栗山監督のコメントのキレは増す一方。新聞を読みながら「最近の野球ファンは手厳しいことを言うな」と思っていたら監督のコメントだったなんてこともしばしば。解説者時代はいかにオブラートに包んだ物言いだったか気づかされるとともに、高校球児のプレーを見ながら内心では「0点!」「ダメ!全然ダメ!」「あーっ!もぅ!」とか思っていたのかなぁ…などと想像して震える想いです。

↓栗山監督は自分にも他人にも、特に斎藤佑樹さんには手厳しい!

●栗山監督:「イライラする」
 「非常に悔しい。ここで抑えてほしいというところで、抑えられなかったよね。(期待値が高いから)イライラする。課題を持ってマウンドへ上がっているのだけど、その中で結果を出さないと。この時期だから、は一切通用しない。怒るのは期待しているから。救いは(斎藤が)悔しそうだったこと」。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20120217-904860.html

●栗山監督:「ものすごくグレーな感じ」
斎藤が練習試合で4回3安打1失点。日本ハム栗山英樹監督のコメント。「ものすごくグレーな感じ。前には進んでいるけれど、ユウキの立場なら点を取られたらダメでしょ」。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20120224-908180.html

●栗山監督:「点数をつけるなら0点。悶々する」
5回8安打3失点の斎藤について日本ハム栗山英樹監督のコメント。「点数を付けるなら0点。球自体は悪くなく見える。ビシッといってくれっていう思いはあったけど…。悶々とする」。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20120304-912380.html

●栗山監督:「打たれたら殴り倒すしかない」
今日10日の東日本大震災復興支援試合に出場する侍ジャパンの斎藤佑樹投手(23)について、同戦も開幕投手争いの評価の対象であることを明かした。「評価の対象? もちろんもちろん。打たれたら殴り倒すしかない。そのくらいのつもりで投げないと」と、暴力行使も視野? に厳しいゲキを飛ばした。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20120310-915314.html

●栗山監督:「殴り倒そうと思ったけど、やめます」
前日10日の台湾戦で1回1安打無失点の斎藤について。「打たれたら殴り倒す」と宣言していた。「殴り倒そうと思ったけど、やめます。環境が変わると(投球も)変わるね。置かれたポジションで、変わることに期待」。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20120312-916185.html

●栗山監督:「ヘボ監督ですね」
5回2死満塁の好機にも、田中賢介内野手(30)が遊飛に倒れた。犠打ではなく、走者を動かして攻撃しようとしたが、うまくいかなかった栗山英樹監督(50)は「ヘボ監督ですね」と自分を責めていた。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20120316-918397.html

●栗山監督:「センバツ見るよ」
注目投手対決となった花巻東と大阪桐蔭の激突に「あそこが最初から当たるとはね。すごいよね」。30日の開幕戦(対西武、札幌ドーム)へ向けて、チームも調整は最終段階に入るが「オレは(テレビで)見るよ」と、甲子園もチェックするつもりでいる。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20120316-918271.html

●栗山監督:「ダメ。0点。イライラする。ちゃんと抑えろって」
開幕候補の斎藤が6回3失点。日本ハム栗山英樹監督のコメント。「コントロールミスが多かった。ダメ。今日は0点。(開幕投手を)今日決めようとしたんだけど…。イライラする」。3回2死から金城に二塁打、続くラミレスに2ランを浴びた。「何であそこでど真ん中に投げるんだ。次につながる…よりも、ちゃんと抑えろって」。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20120317-918570.html

●栗山監督:「昨日は怒りで眠れなかった」
前日16日のDeNA戦(横浜)で斎藤佑樹投手(23)が6回を8安打3失点。微妙な内容に、開幕投手について「寝ないで考える」と話していた栗山英樹監督(50)だったが、一夜明けて「昨日は怒りで眠れなかった」と疲れ切った様子だった。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20120317-918823.html

第一段階:イライラする
第二段階:ちょっと回復の兆しを見せる
第三段階:悶々する
第四段階:殴り倒そうかと思う
第五段階:ちょっと回復の兆しを見せ殴るのを止める
第六段階:自分を責める
第七段階:テレビで現実逃避
第八段階:やっぱりイライラする
第九段階:睡眠障害

何か更年期障害みたいになってきたなwwwwww

開幕したらベンチの中で倒れたり起き上がったり熱出したりしそうwww

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