【学生編】1カ月に何冊くらい本を読みますか? 学生は専門書を多く読んでる!?

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「本を読まない若者が増えている」とはよく耳にします。時間に余裕があって、頭も柔らかい学生時代は、様々な知識吸収できる期間。この時期に本から学ぶことは一生の財産になりますが、当の学生たちはどうなのでしょうか。来年社会人になる予定の学生300人にアンケートを実施、その実態を調べてみました。

Q.1カ月に1冊以上本を読みますか?

はい......50.7%
いいえ......49.3%

Q.1カ月に何冊くらい本を読みますか?(上記の質問に「はい」と答えた回答者のみ)

1位 1〜2冊 48.0%
2位 3〜4冊 31.6%
3位 5〜6冊 9.2%
4位 11冊以上 7.2%
5位 7〜8冊、9〜10冊 2.0%

■1位:1〜2冊
・学部が経営学部なので、マネジメントに関する本やビジネス関係の本をよく読む(男性/22歳/4年制大学)
・ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』や、太宰治、森鴎外、芸能人のエッセイなどを読む(女性/21歳/4年制大学)
・吉本ばななの小説を多く読んでいます(女性/22歳/4年制大学)

■2位:3〜4冊
・ビジネス、財務会計の中心。スポーツ関係で、活躍した選手、監督の考え方、哲学を吸収している(男性/24歳/専門学校)
・ドラマ化や映画化で話題になった作品が多い(女性/20歳/短期大学)
・恋愛小説や推理小説など、TVや映画で紹介されるものが多い。最近は湊かなえの『境遇』など読んだ(女性/24歳/大学院)

■3位:5〜6冊
・ITコンサルや戦略コンサル、経営者が読みそうな本を中心に読んでいる(男性/23歳/4年制大学)
・図書館でおもしろそうだと思った小説を借りてきたり、新書版のルポルタージュなどをジャンルレスに読んでいる(女性/22歳/4年制大学)

■4位:11冊以上
・本屋に行って気になった本を片っ端から読む(男性/24歳/4年制大学)
・内定先の出している本や卒論関係の本。あとは歴史関係(男性/23歳/4年制大学)

■5位:7〜8冊、9〜10冊
・現代小説、近代小説、外国の小説、ライトノベルなど(女性/24歳/大学院)
・推理小説や資格本が多い(女性/22歳/4年制大学)

総評
ほぼ半数が「1カ月に1冊以上本を読んでいる」と回答。社会人編では読んでいる人が約4割だったので、学生の方が読書をしているということになりました。とはいえ、その内の48%が「1カ月に読む数は1〜2冊」と答えており、読書数は決して多くありません。読んでいる本として、専攻している学問に関連する実用書やビジネス、財務会計など、入社後を見越した本が多く挙げられていることからも、今や読書を娯楽として楽しむ学生さんは少数派ということがわかります。読書=勉強というイメージが活字離れの原因なのかも。あまり本を読んでいないという学生さんは、ビジネス書や資格関連本といった難しいものだけではなく、まずは簡単で読みやすいそうなものを選んでみてはいかが?
文●貫井康徳(dcp)

調査時期:2012年2月/調査対象:マイナビスチューデント会員/調査数:学生300名/調査方法:インターネットログイン式アンケート