民放BS戦国時代突入の動き? BS日テレがついにドラマ制作「背の眼」

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2011年7月に行われた地デジ化に伴い、BSデジタル放送が急速にその勢いを増している。無料放送11チャンネルに加え、有料放送チャンネルが参入することで計24チャンネルに。さらにこの3月からも数チャンネルが新たに加わり、なんと計31チャンネルという、まさに群雄割拠の様相を呈しているのだ。

映画・音楽・アニメ・スポーツ・釣り専門・・・など多様なチャンネルがそろう中でも、一段と気を吐いているのがドラマ番組である。ヒューマン系からホラー系まで、映画顔負けの莫大な予算が投入されているハイ・クオリティな海外ドラマはもちろんのこと(人気海外ドラマや映画をメインに放送する無料チャンネル「Dlife」の参入も話題に)、衰え知らずの凄まじい勢いで拡がりを見せる韓国ドラマ、そして国内BS各局のオリジナル・ドラマや懐かしのドラマ再放送などなど、そのラインナップの充実ぶりはかなりのものである。

その中でも注目のプログラムとして話題となっているのは、BS日テレ初のオリジナル・ドラマ「真備庄介霊現象探求所シリーズ『背の眼』」。同小説は道尾秀介のデビュー作で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞した本格ミステリーだ。

“死んだ妻に会いたい”という思いから探求所を創設し、霊現象を研究している真備庄介(渡部篤郎)、義理の妹で真備の助手の北見凛(成海璃子)、そして大学時代の友人でホラー作家の道尾秀介(平山浩行)が原因不明の怪奇現象や不思議な事件に関わっていく・・・というもの。地上波でもなかなか見られない実力派3人がそろった。

民放BS各局は、すでにオリジナルドラマを制作しているが、本作によってBS日テレが満を持しての参戦となった。視聴世帯数の増加も参戦の要因となったようで、ある意味“BS元年”といってもいいのではないだろうか。今回は単発の2時間ドラマだが、反響次第で連続ドラマとしてシリーズ化を狙うという。

ドラマ・映画ファンにとって堪らないプログラムが盛りだくさんのBS放送。高いクリエイティブな意識を持つスタッフによって、BS発信で海外にも引けを取らないハイ・クオリティな作品が生みだされることに期待せずにはいられない。

【関連リンク】

BS日テレ ドラマ・プレミア 真備庄介霊現象探求所シリーズ『背の眼』

3月31日(土)21:00〜23:00

http://www.bs4.jp/drama/senome/