レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が新たな作品に挑戦する。

<Deadline.com>によると、スコセッシ監督はディカプリオとともに、新作『The Wolf of Wall Street』に取りかかるという。原作は、ジョーダン・ベルフォートによる同名の回顧録(邦題:ウォール街狂乱日記−「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生)で、自身の成功やパーティー三昧の日々、詐欺やマネーロンダリングで有罪判決を受けたことなどがつづられている。脚本は人気ドラマ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』や『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のテレンス・ウィンターが担当する。クランクインや公開日などの詳細は決まっていない。

ディカプリオ&スコセッシ監督のタッグは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001年)や『アビエイター』(2004年)、『ディパーテッド』(2006年)、『シャッターアイランド』(2009年)に続き、今回が5度目。

一方、スコセッシ監督には他にも進行中のプロジェクトが。ノルウェーの作家ジョー・ネスボの犯罪小説の映画化作品『The Snowman』の監督をはじめ、ダニエル・デイ=ルイス出演の『Silence』、そして20世紀を代表する歌手、フランク・シナトラの伝記映画も予定しているとか。