韓国の女性アイドルグループKARAの『STEP』が、23日発表の「レコチョク」着うたデイリーランキングで初登場1位を獲得。相変わらずの人気ぶりといったところだが、実は先行き不安だという。
 「KARAは今年、日本を含めたアジアツアーを行います。2月18日に韓国のソウルでスタートを切ったのですが、なんと観客席がガラガラだったそうです」(芸能ライター)

 日本では4月に5都市全10公演、さらに中国、香港、台湾、タイなどを回る大規模ツアー。KARAにとっては初の単独ツアーでもある。
 「ソウルでのライブの様子を映した画像がネット上に多数アップされています。それを見ると、ステージ前は立見客がひしめいているのですが、観客席に目を移すと人影はまばら。会場のオリンピック公園・体操競技場のキャパは1万5000人。日本の報道では観客数8000人でしたが、そんなにいるとは思えない」(同)

 日本では昨年、NHK紅白歌合戦に出場したほどの人気のはず。一体どういうことなのか。
 「ヨン様、チャン・グンソク同様、日本ほど本国では人気がない。そのうえ、現地ではチケット代が高くて売れず、結局、格安の当日券が出て、無料の招待券もばらまかれたようです。そんな状況なのでメンバーが涙する感動シーンで、ぞろぞろ退席する客もいたとか」(女性誌記者)

 日本からの公式ツアーの料金は2泊3日で10万円前後。日本人ファンは実にいいお客さんだ。
 「韓国は2公演、日本では10公演。日本が主戦場なのは明白です。事務所も稼ぐのは日本と割り切り、韓国では大会場で公演したという実績作りに徹し、収益は度外視したのでは」(同)

 日本公演は大盛況となればいいのだが。