14日、台湾NOWnewsは、記事「中国本土でジェレミー・リン伝記の粗製乱造、インタビューも面識もないのに10万字の大著刊行」を掲載した。写真は11年9月、湖北省武漢市で男子バスケットボールアジア選手権を観戦したジェレミー・リン。

写真拡大

2012年3月14日、台湾NOWnewsは、記事「中国本土でジェレミー・リン伝記の粗製乱造、インタビューも面識もないのに10万字の大著刊行」を掲載した。

【その他の写真】

「リンサニティ」(リンという名前とインサニティ(熱狂)をつなげた造語)が生まれるなど、一躍注目を集めた台湾系アメリカ人のNBA選手ジェレミー・リン。中国本土では関連本の出版ラッシュが始まりそうだ。伝記、写真集、さらには「ジェレミー・リンに学ぶ成功学」といった本まで、10冊以上の出版が予定されている。

そのうちの一冊、『ジェレミー・リン!ハーバードからオールスターへ』は10万字以上の大著だが、執筆、校正、版組まで合わせてたった10日で完成したという。成功の秘密を解き明かしたという触れ込みの『ジェレミー・リン:夢の力』は、著者は何試合か試合を見ただけの単なるファン。インタビューどころか、面識すらないという。

8日、ジェレミー・リンの弁護士は「伝記本の出版に同意したことはない。読者を誤解させないでほしい」との声明を発表した。もっとも伝記本出版に本人の同意は不必要とあって、出版ラッシュの差し止めはできなかったようだ。

中国ではこうした粗製乱造本出版ラッシュは珍しくない。歌手のマイケル・ジャクソンが死去した時には3日もたたないうちに新刊の伝記が出版された。昨年もスティーブ・ジョブズ本が大量に出版されている。(翻訳・編集/KT)