ツイッターで「......なう」という言葉が流行り始めた頃、今、自宅にいないって宣言していることじゃない?と危険に思っていたのだが、本書は問題なく大声で言える。堀江貴文は『刑務所なう。』

堀江貴文が証券取引法違反の罪で有罪となり、収監されたのは2011.6.20。そのときの姿がモヒカンだったので、なんか抗議の意味があるかと思ったら、本書によると単なるノリだったらしい。

娑婆のスタッフの手によって、ホリエモンが獄中で手書きした原稿が有料メールマガジンになっている。獄中日記195日分が編集されて分厚い本になった。

読み出したら止まらない。日記の多くが食事のこと。収監されている長野刑務所は職員もいい人で、食事も美味しいらしい。自分はとても運がいい、と喜んでいる。新聞や書籍から知る時事ネタの解釈や解説も、やはりこの人はタダモノではないと感心することばかり。巻末にまとめられた読了本150冊のレビューも面白い(ちょっと漫画が多い気がするけれど)

出所するのは来年だろうか。塀の中でいろいろ考えているみたいだから、これからも何かやらかしてくれそうな雰囲気がぷんぷんする。

(東えりか)







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