就活ホッと一息、ちょっといい話

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エントリーから内定を受けるまで、長丁場となる新卒の就職活動。ESや面接の度重なる選考では、思うようにいかないことも多いかもしれません。そんな中でも、親や友人からもらった一言やちょっとしたエピソードで「がんばろう!」と元気が出ることも。実際にそんな体験をした先輩たちの、ちょっといい話をお裾分けします。

「面接に落ち続けて泣いてばかりいたときに、『泣いて内定がもらえるなら、いくらでも一緒に泣くよ!! でも、今は笑顔で面接に向かわなきゃでしょ!』と、毎日心配してくれていた母が言ってくれました」(女性/文系/生保・損保内定)

なんといっても、いつも就活をがんばっている姿を見守ってくれる親からの言葉は励みになります。落ち込んでいる気分を理解してくれるだけでなく、そこから立ち直るきっかけを与えてくれる、愛ある一言ですね。ほかにも、「決まらなかったらもう一年卒業をのばしてもいい」「焦らず、ゆっくりでいいよ」「落ち込んでも立ち直ったら、その時点で勝ち組」といった励ましの言葉は、何気ないものでもタイミング次第でグッとくるものです。

「面接がうまくいかず落ち込んでいたとき、彼が『最終的な就職先は俺が用意しとくから、安心して就職活動して』と言ってくれた。これで安心して就職活動を行うことができた」(女性/文系/金融・証券内定)

これはもうプロポーズ? 一生心に残るような名言ですが、就活中なら感動もひとしお。彼女のやる気をそぐような『落ちてもいいよ』ではなく『安心して就職活動して』というあたりに、本当の愛情を感じます。

「コンビニの前にテーブルとイスがあったので、そこで購入したおにぎりを食べていたら、隣に座っていたおじさんが『就職活動ですか? 大変ですね』と声をかけてくれた。ふとコンビニに戻ったおじさんが、温かい紅茶を手に戻ってきて「あったまるよ」と紅茶を差し出してくれた。甘くて温かくて元気が出ました」(女性/文系/学校・教育関連内定)

「面接が終わって近くの店のトイレにいたとき、知らないおばさんがストッキングが破れているのを見つけてくれて、予備をあげようかと言ってくれた」(女性/文系/建築・土木)

 就活スーツがもたらした、心温まるお話ですね。移動中に社会人の方から「がんばって」など声をかけてもらったというエピソードは多数。就活は、ほとんどの人が経験することだけに、当時の自分の姿を重ねて、心の中で「がんばれ!」と密かに応援している人も少なくありません。

 2011年3月の東日本大震災発生時には、説明会の会場にいた学生も多く、そのときの企業の対応が印象に残ったという意見も。

「説明会の最中に震災にあい交通機関がマヒ、ほとんどの学生が帰れなくなりました。そんなとき企業の方が、『帰れるまでここにいていいですよ』と説明会の部屋を提供してくれ、『暇だろうから』と社内の奇術部の方がマジックを披露してくれたり、DVDを買ってきて映画上映してくれたりした。乾パン、水、お菓子なども用意してくれて、非常時の準備もしっかりしているし、なにより社員さんがとても暖かい企業だった」(女性/理系/情報・IT内定)

有事のときこそ、企業の体質が問われるところ。従業員や内定者だけでなく、説明会に来た学生に対してこんな対応をしてくれる企業があるとは、まだまだ日本も捨てたものではありませんね。

 そして就活のゴールを目指す人にとって、もっとも嬉しい一言といえばコレ。

「『選考の結果内々定を通知します』がいちばんうれしかった(男性/文系/金融・証券内定)」

 山あり谷ありの就活ですが、先輩のエピソードからもわかるように、嫌なことばかりではないようです。うまくいかないことがある就活中だからこそ、人の優しさや言葉のありがたさを強く実感できるのかもしれません。こういったエピソードやたくさんの企業の方と話をする機会は、就活ならではの貴重なもの。さて、今年の就活では、どんな物語が生まれるのでしょうか。

調査期間:2011年12月/アンケート対象:マイナビスチューデント会員
/記事掲載元:就活スタイル マイナビスチューデント( http://student.mynavi.jp/style/ )