ダイエット界に衝撃 人気トレーナーが出版界から“卒業”

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 “ドSトレーナー”として注目を集め、テレビや雑誌などメディアに多数出演、2011年から2012年にかけて8冊の本を出版し、全国区に名前が知れ渡るようになった兼子ただしさん。
 その兼子さんがなんと、2012年2月に出版した『仙骨クッションつき 兼子ただし最後の本「真実の骨盤矯正」』(主婦の友社/刊)をもって、出版界から卒業するというのだ。兼子さんに一体何が起きたのだろうか?
 その理由を探るべく、3月11日にセルリアンタワー東急ホテルで開催された「ドSトレーナー 兼子ただしのくびれるディナーショー」に潜入した。

 「日本が最も元気になるべき日…」と題されたこのディナーショーでは、前半に兼子さんによるストレッチ“S−レッチング”のセミナーが、後半には兼子さん自身も歌い手として参加するダンスショーが行われた。
 前半では姿勢、ストレッチ、そしてウォーク&ハイヒールウォークを、集まった240人もの出席者とともに行い、さらにダンスを取り入れた新たなストレッチを開発したことを発表。

 このとき兼子さんが印象的なひと言を発した。それが「正しさは美しさ」という言葉だ。

■姿勢を正すための鍵は「骨盤」ではなく「仙骨」
 多くの人は兼子さんに対して、新たなダイエット法の提唱者というイメージを持っているかも知れないが、兼子さんは出版デビューを飾った当初から「姿勢を正すこと」が最も大事だと主張してきた。そして、姿勢を正すことで、自然にダイエットにつながると考えている。

 兼子さんにとって最後の本となる『仙骨クッションつき 兼子ただし最後の本「真実の骨盤矯正」』には、姿勢矯正のために重要な仙骨の矯正を行うことができるクッションが付録として付いている。
 兼子さんによれば、骨の構造を考えたとき、骨盤を「締まった」状態にするには横から無理やりおさえても意味はないという。大事なのは骨盤の中央にある仙骨で、ここがゆがんでしまうと骨盤と背骨のゆがみにつながってしまう。逆に仙骨が正しい位置に戻ることで骨盤が締まり、背骨がS字湾曲を描くようになるのだ。
 例えば、タオルを使って仙骨を支点に持ち上げてみると、骨盤を支点にしたときよりも楽に持ち上げることができる。これは、お相撲さんの「まわし」「ふんどし」に値するもので、人間の身体は仙骨によって支えられていることがわかるだろう。

■座り仕事は姿勢を乱す
 特に座り仕事が多い人は、猫背になってしまったり、横隔膜が下がってしまったりしてしまい、「くびれのない寸胴ボディ」「お尻が横に大きく広がる」といった症状が起きてくる。こうしただらしない姿勢が、身体全体をゆがませているという。
 クッションは仙骨を正しい位置に戻すための特殊な形状をしており、座りながらにして正しい姿勢を身に付けられるという。まずは正しい姿勢を覚え、背中の美しいS字湾曲をつくること。それが痩せる身体をつくる基礎となるのだ。

 兼子さんは近年、子どもたちの姿勢の悪化に対して警鐘を鳴らし、全国各地の小学校で姿勢教育を展開しており、今後は「姿勢教育の義務教育化」に本格的に乗り出すという。子どもたちの美姿力を上げて日本を元気にすると、本書の冒頭で兼子さんは宣言する。

 主婦の友社によれば、これまで出版した2冊の兼子さんの本は累計で25万部を突破。その集大成として『仙骨クッションつき 兼子ただし最後の本「真実の骨盤矯正」』を出版し、兼子さんは出版業界を卒業する。
 今、最も注目を浴びる人気ストレッチトレーナーの突然の“卒業”だが、書籍に残してくれた兼子メソッドで姿勢を正しつつ、兼子さんの今後の新たな展開に注目したい。
(新刊JP編集部/金井元貴)



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