虎ノ門で“クラフトビールファン”を増やした「CRAFT BEER MARKET」が3月5日、2店舗目をオープン! 30種類のクラフトビール×ローストチキンで神保町に参戦!

2012年、クラフトビール元年。新たなクラフトビール専門店が、神保町にお目見えした。昨年オープンした虎ノ門店に次ぐ2店舗目となる「CRAFT BEER MARKET 神保町店」(運営:ステディワークス、代表:田中徹氏)だ。1号店は、オープン以来ビール好きのサラリーマンが集う場として、19坪・600〜700万円を売上げる繁盛店に成長。同店で初めてクラフトビールを飲んだ人の多くが、ビールを好きになって帰るほど、クラフトビールファンを増やしてきた。

コンセプトは「クラフトビールを気軽に、楽しく、心地よく飲める場所」。ビールは大手ラガービール3種類も含め、クラフトビールを常時30種類用意し、グラス(250ml)480円、パイント780円の均一価格で提供。この安さと均一価格の安心感が、常連客を掴む要素の一つだ。1日に4〜5樽は空くため、翌日には別のクラフトビールを入れる。そのため、毎日異なる種類を提供し常連客に訴求する。大手ラガービールの提供にも手を抜かず、劣化しにくく美味しいビールを提供できる“空冷式”を採用。また、リアルエールは赤ワインと同様に、常温に近い状態が最適であるため、それにあった冷蔵庫を設置。リアルエール用にハンドポンプを2ヵ所設けるなど、それぞれのビールに最適な提供方法を見極めた設備を揃えた。クラフトビールは、「あくらビール ビスケットヴァイツェン(秋田)」、「ブルーマスター あまおうノーブルスイート(福岡)」など日本のものから、「バラスポイント SCULPIN IPA(サンティエゴ)」など海外のものまで用意。虎ノ門店との使い分けができるよう、今後は各店の店長の好みでラインナップを決めていく方針だ。

外観は、物件契約の決め手となったという間口の広さが特徴的。暖かくなると、店頭での立ち飲みも可能だ。特筆すべきは、クラフトビール専門店ならではの店の造り。クラフトビールは樽ごとにタップを用意するため、樽を置くスペースに約2坪ほど取られるという。小規模店舗では、客席を潰して設置しなければならず、その分売上げに影響してしまう。しかし、現物件は天高だったためそれを活かし、キッチンスペースの上部にロフトを造り、プレハブの冷蔵庫を設けた。天高のスペースを収納場所にするという工夫で、客席を確保することができたのだ。

神保町店では、これまでになかった「ローストチキン」(Full 1600円/Half 800円)を主力メニューに据える。客席からは、ロティサリーオーブンでじっくりと焼かれるローストチキンが見え、食欲を刺激する。フレンチ出身のシェフ・枡田祐二氏が考案したメニューは、「パテ・ド・カンパーニュ」(750円)や「白いレバーのムース」(700円)など、ワインバルに置いてあるような料理名が並ぶ。「お客様がよく目にするメニューでも、ビールに合うようスパイシーで酸味のある味付けにしています」と田中氏。女性客に配慮し、野菜や魚などのメニューを多く取り揃え、しっかり食べて飲める新ビアパブスタイルを確立した。

「オフィス街に出店したのは、土日祝日を定休にすることで、スタッフと繁盛店視察に行くことを考えているからです。僕たちはお客様以上に繁盛店を知るべきだと思うんです。よく行くのはビアパブよりもワインのお店ですね。活気のあるワイン業態が作り出す空気感を参考にしています」と、田中氏は良い店をつくるための努力を惜しまない。会社としては「あと2店舗」が目下の目標。オフィス街をメインに出店し、4店舗を立ち上げたら次のステージに進みたいと意気込みを語った。