男性と女性、いったいどこで運命の人と出会えるのでしょう。映画のように街中で偶然出会えるワケでもなく、かといって合コンで出会った人とその後ふたりきりで会ってみたら全然印象が違ってた、なんてことも。価値観の一致する異性というものには、なかなか出会えないものです。

 ところが、世の中にはまさに結婚相手にふさわしい異性と出会える場所があるのです。早稲田大学で「恋愛学入門」を教える恋愛のエキスパート、森川友義教授が教えてくれたその場所とは、ずばり「結婚式の2次会」です。

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 すでに結婚したカップルを相手に「配偶者(結婚相手)とどのように出会ったか?」という統計をとったところ、「友人・兄弟を通じて」が最も多く、全カップルの約30%にも上りました。ひと口に「友人・兄弟を通じた出会い」といってもさまざまですが、私はぜひ「結婚式の2次会」をオススメしたいと思います。

 昨今の結婚式の2次会では「久々に会った知り合い(多くは同性)とのみ談笑する」人が多いようですが、これは非常にもったいない! なぜなら結婚式の2次会ほど新たな出会いの場として適している場所はないからです。その理由は3つあります。

 まず、ひとつ目は、2次会に集まる人たちの年齢が、ほぼ均衡している点です。モデルケースとして日本人の平均初婚年齢である【男31歳・女29歳】の結婚式の2次会と考えると、おそらく学校時代の友達がほとんどでしょうから、2次会に集う友達の年齢差もだいたい同じのはずです。

 また、新郎新婦が結婚したということは、お互いの資産価値(魅力度)も均衡している可能性が高いと考えられます。すてきな男にはすてきな女が、それなりの男にはそれなりの女が、という「恋愛均衡説」にのっとれば、おのおのの友達もだいたい似たような資産価値を有しているはずです。モデルの友達にはモデルの友達が多いし、ラグビー部出身の男にはたくましいラグビー部出身の友達が必然的に多いはずです。ほかの一般的なパーティに比べて、結婚式の2次会ほど、年齢や魅力度が均衡している集まりはありません。すなわち、それだけチャンスが多いということです。

 結婚式の2次会がよい理由のふたつ目は、会場が結婚への高揚感に包まれている点です。新郎新婦の晴れ姿を見れば、独身の人は自分も早く結婚したいと思うはずです。特に女性はウエディングドレスを着て、友達に祝福してもらいたい(見せびらかしたい)という欲求がありますし、新婦の姿を自分の将来の姿として投影しているはずです。こうした2次会ならではの高揚感は、結婚相手を探す上でうってつけとなります。

 理由の3つ目は、お互いが着飾っている分、普段よりすてきに見える点です。男性は普段はダサい服を着ていたとしても、結婚式の2次会では、スーツにネクタイでキメていますし、女性も毎日仕事に行くときと比べれば比較にならないほど念入りに化粧しているはずです。

 以上の理由から、結婚式の2次会が実に出会いに適した場所であることがわかっていただけたと思います。久しぶりに会う男同士の会話も楽しいものですが、できれば合コンのノリで、“赤通”(せきつう/赤外線通信)を3人くらいはしておいて、将来のデートにつなげたいところです。

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