映画『桜蘭高校ホスト部』で主演する山本裕典と川口春奈が、テレビ番組で撮影現場の裏話を明かした。映画ではAKB48の篠田麻里子が出演して話題となっているが、現場でのオーラも凄かったようだ。

映画『桜蘭高校ホスト部』では山本裕典がホスト部の部長、須王環役を務める。そこに男子と偽り入部してしまった藤岡ハルヒを演じるのが川口春奈だ。

川口春奈は、中学1年生でファッション雑誌『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリを取り芸能界入りすると、CMやドラマでも活躍してきた。最近ではトヨタPASSOのCMで仲里依紗と共演して注目を浴びる、現在17歳の有望な若手である。

ところがそんな川口も、AKB48のまりこ様こと篠田麻里子の魅力には嫉妬さえ感じてしまったというのだ。

3月5日に放送された『はなまるマーケット』で篠田麻里子が出演した際に、映画で共演した山本裕典と川口春奈に彼女についての印象を尋ねたビデオが紹介された。

今回の映画『桜蘭高校ホスト部』で、篠田が演じるのはミシェル・江梨華・モナールという超セレブ留学生で、英語で話すシーンもあるのだ。「1ページくらいある長文の英語台本で驚いた」と彼女が話すほど、長いセリフなのである。しかし彼女は毎日繰り返し聞くことで覚えたそうだ。「耳から聞いて口から出す感じ? 終わったら一瞬で忘れちゃった」と明かす。

そんな篠田が現場で英語の勉強をする姿を見た川口は、「英語の先生と特訓している姿に感動した」と語る。山本も「この人は本当に真面目で努力家なんだと感じた」とキャストにピッタリだと評価した。

だが2人が最も強烈に感じたのが、篠田のファッションだったのだ。川口は「可愛い! めちゃめちゃ可愛いですよホントに!」と興奮すると「おしゃれ番長で、毎日篠田さんを見るのが楽しみだった」と話した。その様子は、現場で見せる篠田のファッションセンスが羨ましそうにも感じられた。

その為か熱く語りながらも川口の口調にはどこかトゲがあり、悔しそうな表情さえ見せていたのである。山本がそれを察知して「おまえはすねてたもんな!?」と、現場でも彼女が篠田の可愛さに嫉妬していたことを指摘したのだ。

「すねてましたけどっ」と川口も苦笑すると、篠田が現場入りすると男性陣の空気が変わった状況を説明して、「一気にホストのメンズが篠田さんに乗り換えたみたいで、ホントにさみしかったです」と悲しそうな表情で明かしたのである。

人気上昇中の17歳の若手女優もすねてしまうほどの篠田の魅力の秘密は、ルックスだけではないだろう。彼女が現場で英会話の勉強に取り組む真摯な姿とおしゃれな服装とのギャップが、メンズのみでなく川口たち女性の心も捉えたのではないか。

映画『桜蘭高校ホスト部』は3月17日(土)より公開される予定。篠田麻里子の英会話をはじめ、コスプレ姿や男子に迫る熱の入った演技でも楽しませてくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)