部下のモチベーションを上げる3つのポイント

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 “世界を舞台に活躍する企業”というと、目立つのはソニーやパナソニックなどの大企業が思い浮かぶ。しかし、日本の製造業を支えているのは町工場・中小工場といっても過言ではない。大企業も中小の工場がなければ試作・開発はできないのだ。
ソニーやパナソニックも創業時は町の小さな工場、企業であり、戦後日本が経済成長してこられたのも町工場・中小工場の存在があってこそといえよう。
 しかし、そうした国内の中小工場は、存亡の危機に立たされている。東西の町工場のメッカとして知られる東京・大田区と大阪・東大阪市では、それぞれ事業所数がピーク時の半分以下まで減っている。

 『「技術のある会社」がなぜか儲からない本当の理由』(中経出版/刊)では著者の片山和也氏のコンサルティングの経験を踏まえ、自社の強みの見つけ方や人材育成など、事例を交えて具体的に解説していく。

 価格競争を回避する戦略、小さな会社が大企業と新規取引に持ち込む方法など中小企業が生き残る術はいろいろあるが、やはり会社を築いて成長させていくのは「人」だ。
 本書では社員のやる気を引き出し「人財」を生むマネジメントを紹介している。
 中小企業庁が年に1回発行する中小企業の実態調査「中小企業白書」によれば、経営者の一番の悩みとして「資金繰り」が一番に挙げられ、ほぼ同じ割合で「人材育成」がのぼってくる。
 では、中小企業は人材育成で何をすべきなのか。組織のリーダーがまずやるべきことは、社員や部下のモチベーション、「やる気」を上げることだ。モチベーションを上げるには3つのポイントがある。

・先の見通しを立たせる
・上司・組織のトップが夢を語る
・本人の「承認欲求」を満たす


 人間は先の見通しが立たないとモチベーションを下げてしまう動物だ。逆に言えば、先の見通しが立つとモチベーションは上がる。「会社は将来、何を目指しているか」「この会社に勤めていればどのように自分自身が成長できるのか」を示し、上司が語る必要があるのだ。

 モノづくり大国日本の製造技術は世界に誇れるものだ。優れた技術を持った町工場・中小工場がもっと元気になれば、長引く不況にあえぐ日本も元気になるのではないだろうか。
(新刊JP編集部)



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