就職して社会に出ると、学生時代とは違うシビアな仕事上の悩みや、壁にぶつかることが多々あります。そんな時、気の置けない友人と笑ったり、遠慮なく愚痴を言いあったり、悩みを打ち明けることができたら、「明日からまたがんばろう」と勇気が湧いてくるもの。忙しい毎日の中で、社会人にとって「親友」と呼べる人はどのくらいいるのでしょうか? それはどんな人なのでしょうか? 300人に聞いてみました。

Q.あなたには今「心を開いて話せる友人」が何人くらいいますか?
1位 1〜3人......44.0%
2位 いない......40.7%
3位 4〜6人......10.7%
4位 7〜9人......3.6%
5位 10〜14人......1.0%

Q.それはどんな人ですか?
■1〜3人(44.0%)
・「子供のころからの幼馴染み。中学・高校時代の同級生」(男性/24歳/事務系専門職)
・「小学校からの友人、高校と大学が一緒の友人、以前の職場の誕生日が1日違いの同僚」(女性/30歳/事務系専門職)
・「引っ越してからも文通していた小学校以来の仲良し。恋の手助けをして一気に仲良くなった高校の同級生」(女性/25歳/秘書・アシスタント職)

■4〜6人(10.7%)
・「高校からの腐れ縁。喧嘩や仲直りを繰り返し、一番気の置けない仲間に」(30歳/男性/事務系専門職)
・「卒業してから深い話をするようになった高校の同級生や、大学時代の部活の同期」(女性/24歳/販売職・サービス系)
・「社会人になってから趣味を通じて知り合った友達」(女性/30歳/事務系専門職)

■7〜9人(3.6%)
・「今でも月1ペースで会う高校のクラスメイト、元彼が友達同士の大学の友達、会社の同期でプライベートでも遊ぶ子」(28歳/女性/事務系専門職)
・「大学時代の友達。共通の趣味もあるから、価値観も近い」(25歳/女性/営業職)

■10〜14人(1.0%)
・「小学校からの友達や、高校の友達」(33歳/男性/事務系専門職)
・「学生時代、特に地元の友人」(23歳/男性/学校/教育関連)

総評
なんと、約4割が「いない」と回答。学生と比較すると社会人には「心を開ける友人」がかなり少ないという結果に。「どんな人か」という問いには、多くの人が「幼なじみ」や「同級生」と答えました。古い友人と進路が分かれて疎遠になりがちで、幼少期や学生時代と違い、社会に出てから心を開ける人とはなかなか出会えない傾向にあるようです。でも「会社の同期」「職場の先輩」「就職後、趣味を通じて」という例もちらほら。社会人として視野と奥行きが広がれば、新たな出会いもきっとあるはず!

調査時期:2012年2月
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:社会人300名
調査方法:インターネットログイン式アンケート