お弁当の主役“お米”その4つの利点

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 小学校の運動会で家族と食べたお弁当、高校の教室で友達と食べたお母さんが作ってくれたお弁当…何かしら、お弁当の思い出があるという人は多いだろう。
 では、大学生や社会人になった今、普段のお昼ご飯はどうしているだろうか。
 「弁当の日」が現在、全国で広まっているという。子どもが自ら弁当を作り、この弁当を学校で食べるという実践だ。『すごい弁当力!』(佐藤剛史/著、五月書房/刊)では、さまざまな人たちの弁当の思い出や「弁当の日」の意義をさまざまな心温まるエピソードと共に紹介していく。

 「弁当の主食は?」と聞かれて多くの人は「ご飯」と答えるのではないだろう。もちろんサンドイッチもいいけれど、やはり弁当といえば「米」だ。
 ご飯には4つの利点がある。1つ目は、水分を多分に含んでいて食べやすいこと。2つ目は、においや味が強くなく、1日3回食べても飽きない。3つ目は、加工品ではないので添加物の心配がいらない。4つ目は、煮物、和え物、魚介類など、どんなおかずにも合うのだ。

 著者の佐藤さんが行った小学生1000人を対象にした「食と暮らしのアンケート調査」によると、最近の小学生の朝食は49%がご飯、41%がパン、残り10%がその他となった。朝ご飯にパンを食べている小学生が半数ずつという結果だ。
 主食である米、ご飯の素晴らしさを説く管理栄養士の幕内秀夫さんは「子どもにはご飯を食べさせるべき」と考えているが、その理由としてパンには油や砂糖が多く含まれていることをあげる。パンは喉を通りにくい食べ物であり、どうしてもバターやマーガリンをつけたくなる。クロワッサン、デニッシュ、菓子パンにはバターはつけないが、普通の食パンに含まれている油分が3、4%なのに比べ30%もの油が含まれている。また最近の食パンには砂糖を使ってしっとりさせているという。

 忙しさから朝ご飯は食べないで、昼食も夕食も外食やコンビニ弁当で済ませている人もいるだろう。まずはお米を炊いて、明日のお昼からはコンビニ弁当やコンビニおにぎりはやめて、お弁当を作ってみようかなと思わせてくれる一冊だ。
(新刊JP編集部)



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