家族っていいな、と感じた瞬間

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昨年の大震災をきっかけに、「家族の絆」を再認識したという声をよく聞きます。あらためて自分と家族との関係を振り返ってみると、いろいろな思い出がよみがえりますよね。そんな中で、「これは感動した」「今思い出しても心が温まる」というエピソードを、学生300人、社会人300人に聞いてみました。

【心にしみる、弱っているときの思いやり】
・「事故で入院したとき、家族が忙しいなか毎日欠かさずお見舞いに来てくれた」(男性/ 27歳/大学院)
・「就職活動がうまくいかず落ち込んでいたとき、『自分の思った道に進めばいいから。笑顔でいてくれることが一番うれしいんだよ』と両親が言ってくれた」(女性/22歳/4年制大学)
・「震災で食べ物を買えずに困っていたら、何も言っていないのに実家から大量の食料を送ってきてくれた」(男性/25歳/社会人2年目)

病気やケガで心細いときや、受験や就活でつらいときに、家族の心遣いが身にしみたという人がたくさんいました。気持ちが弱っているときに助けてくれる家族の存在ってうれしいですよね。

【今だから分かる、親心】
・「母親と大げんかしていて、全く口をきかないまま海外留学することになった。一人で家を出発したら、仕事を休んだ母が駅で待っていたので、泣いてしまった」(男性/32歳/社会人10年目以上)
・「精神的に辛くて会社に行きたくないと思ったとき、無理にでも行けと家を追い出された。あのとき一日でも休んでいたら、会社にはもう行けていなかっただろうなと思う」(女性/25歳/社会人3年目)

衝突したり、反発したりしても、結局は自分のことを親身になって考えてくれているという、家族のありがたさが伝わるエピソードです。あえて厳しい言葉をかけたのは、愛情があるからこそだったんだ、と後から気づかされることもありますよね。

【グッときた親の一言】
・「試験に合格して自分が『運がよかった』と言ったら、父が『普段努力してない人に運はやって来ない』と言ってくれた」(女性/24歳/社会人2年目)
・「彼氏があいさつに来たとき、親が『この子は何も取り柄がありませんが、でも悪いことはしない子です』と言ってくれて、泣きそうになった」(女性/ 27歳/社会人5年目)

「合格や就職が決まったとき、いっしょに喜んでくれたのがうれしかった」という声もたくさんありました。単なる「おめでとう、よかったね」だけでなく、自分を肯定する言葉をかけてもらえると、心にしみるものがありますね。

【困ったときは一致団結!?】
・「夏休みの最終日に、弟の宿題を家族総出で、徹夜で片付けた」(女性/20歳/4年制大学)
・「家族全員が風邪でダウン。協力しあって作ったお鍋を、みんなでコタツを囲んで食べた。普通のお鍋なのに、このときだけは違う感慨があった」(女性/ 27歳/社会人2年目)

なんでもないシーンだけれど、「家族っていいな」と、ほっこりするエピソードでした。何気ない日常の一コマにも、そんな場面は案外たくさんあるのかも。あなたが印象に残っている、家族の思い出はどんなものですか?

文●永井祐子(エフスタイル)

調査期間:2012年2月
アンケート対象:マイナビニュース会員、マイナビスチューデント会員
有効回答数 600件(ウェブログイン式)