新社会人になっても恋人と別れない秘訣は?

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学生時代から付き合っていたカップルは、社会人になると、今まで通りの関係ではいられなくて戸惑うことも多いでしょう。
社会人になると、初めての経験が増え、学ぶことも多いので、精神的な余裕がなくなるし、会える時間も少なくなり、どちらかが「会いたい」「寂しい」と言って相手の負担になると、そのままお別れしてしまうなんてことも多々あります。

実は、社会人になってから30代になるまでに、ほとんどの人が"あること"を学ぶために、人生の大きな壁にぶち当たることがあります。

それは、"精神的な自立"です。

若い頃は、「寂しい」「つまらない」といった心の隙間を恋愛で埋めようとするし、相手に愛されることで自分の存在価値をはかりがちです。

でも、いつまでたっても、相手に求めるばかりの恋愛をしていると、相手が成長をすると共に、歯車が合わなくなってきます。なぜなら、相手に求めるばかりの愛情は、愛は愛でも"自己愛"だからです。

哲学者のエ−リッヒ・フロムは、『愛するということ』(紀伊國屋書店刊)の中で、こんなことを言っています。
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。成熟した愛は「愛するから愛される」という原則に従う。
未成熟な愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い、成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う。

つまり本当の愛情は、相手に自分の心の隙間を埋めてもらったり、松葉杖のような存在になってもらうのではなく、自分が与えられる人になることなんです。

相手に与えられる人になるためには、まずは自分のことは自分で満たせる人でなければいけません。だから、"精神的な自立"が必要なんです。

社会人になることで、恋人が時間にも精神的にも余裕がなくなったときは、寂しさをぶつける前に、相手を受け止めてあげられる人になりましょう。そうしたら、今まで以上に強い絆が生まれるはずです。

社会人になっても、ずっと付き合っていきたいのであれば、お互いに、学生を卒業すると共に、相手に求めてばかりいる恋愛観からも卒業しましょうね。

ひかり:恋愛コラムニスト。All About恋愛ガイド。ブログ「ホンネのOL"婚活"日記」は月40万PVほどの人気。著書に「恋愛の青い鳥」(TWJ刊)。
ホンネのOL"婚活"日記:http://ameblo.jp/olhonne/
「恋愛の青い鳥」:http://twj.to/hikari/