今回の騒動でお怒りの霊能者、西塔恵先生。なんとこの写真は、オセロ中島と交霊中なのだ。中島(さんの霊)は何を語ったのか?詳しくは週プレ最新号で

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 連日、ワイドショーをにぎわせているオセロ・中島知子事件。家賃未払いに芸能活動休止など、歯車が狂ったすべての元凶は、同居している女霊能者による“洗脳”(?)によるものと報じられている。いったい彼女は何者なのか、芸能記者のS氏が語る。

「現在43歳の“I”(女霊能者の名前)は、大分県出身で上京後、編集プロダクションなどに勤務し、マスコミ関係の仕事をしていました。その傍ら、占いや除霊をしていたようで、知人の紹介で中島と面識を得た」

 なかなか異色の過去をお持ちの方のようだ。だが、彼女の存在で、すっかり「霊能者」という職業に偏見を持ってしまった人も多いだろう。事実かどうかの確認はできないが、「もっとお肉を食べなさい」と中島に言って、いっしょに焼肉に行くというエピソードなどは、「ただ単に、自分がお肉を食べたかっただけなのでは?」と勘繰りたくなるような“お告げ”だからだ。

 実は、この事件以降、相当の怒りを覚えている人物がいる。それが、テレビや雑誌などで活躍する霊能者の小林世征(としまさ)さん、つまり同業者だ。

「なんすか、あの女霊能者はッ!? 確かに業界を見渡してみると、一般常識が欠落している人が多いのも事実ですが、あそこまでヒドくない。ああいうのがひとり出ちゃうと、ウチら全体が、色眼鏡で世間から見られることになる。これ、強調して書いておいてください。あのバカのおかげで大迷惑しているんですから!」(小林さん)

 小林さんがIを霊視したところ、「彼女に霊能力はない」と一刀両断。霊能者の主な仕事は、相談、おはらい、除霊などだが、今はIのような“自称霊能者”が増えているという。

「なぜ霊能者と名乗るのかといえば、占い師よりも霊能者のほうが高い報酬が得られるからです。占い師だったら1件5000円でも高いといわれますが、霊能者なら1件1万円でも安いといわれる」(小林さん)

 同じく霊能者の西塔恵(さいとう・けい)さんも、そういった占い師上がりのニセ霊能者には頭を悩ます。

「占い師だった人は、トレーニングをしているから、鑑定用のフレーズも用意しているし、話す内容も計算されている。相談する側からすれば、決めゼリフがあって理路整然としゃべってもらうほうが気持ちいいし、真実味があるの。内容そのものより、話術に乗せられて信じてしまう」(西塔さん)

今の中島には、“本物”の霊能者の力が必要のようだ。

(撮影/山形健司)

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