こんにちは。2月に入り、外資系企業の選考はほぼ終わりを迎えつつあります。日系企業のエントリーも続々開始となっていますが、日系と外資系のイメージの大きな違いの一つが「年収」なのではないでしょうか。



皆さんは、働くにあたってどのくらいの年収を求めますか?

インターネット上にも職種別、業種別など様々な企業別平均年収ランキングがあり、テレビ局・広告代理店・総合商社といった企業がトップにランキングされております。

一方、実力主義・成果報酬で知られる外資系企業はランクインされておりませんが、例えばゴールドマンサックスを始めとした投資銀行ですと平均年収は6,000万円!と一時期ニュースにあったように、上場企業の役員クラスの莫大な年収を持つ一般社員がゴロゴロいます。コンサルティングファームも投資銀行ほどではありませんが、3年勤務すれば年収1,000万円を超える方が大半で、パートナー・プリンシパルクラスになれば5,000万から2億円の報酬が待っています。




















         〜500万73.0%
 500万〜1000万23.2%
 1000万〜2000万3.4%
     2000万〜0.4%

 (平成22年度 国税庁 民間給与実態統計調査より)



しかし、日本全体で見ると「年収1000万」超えが全体の3.8%、さらに倍の年収2000万円を稼いでいる人はたった0.4%!
年収2000万円は、総合商社、大手テレビ局、広告代理店といった業界で勤め上げれば達成しますが、30代でそこそこでその領域に到達できるのが外資系金融、コンサルティングファームを始めとしたプロフェッショナルファームでのキャリアです。

それでは、これだけ年収があるライフスタイルとは、一体どういったものなのでしょうか。インタビューしてみましたので、下記ご覧ください。

今回お話を伺ったM氏は、東京大学大学院卒で現在は38歳。新卒では外資系戦略コンサルティングファームに入社し、現在は外資系投資ファンドのディレクターとして活躍されています。元モデルの奥様と、お二人のお子様をもつパパでもあるM氏に、プライベートの事を中心にお話を伺いました。

年収1,000万円になってから、お金が余るようになった



−コンサルティングファームに新卒で入社されてからの働き方はどのようでしたか?

本当に朝から晩まで働き詰め。一週間ほとんど寝てないなんて時もザラにあったな。
彼女は一応いたけど、本当に仕事ばかりしていたから、彼女と一緒にどこに行ったなんていう思い出もないな・・・

1年目の年収は500万円だったんだけど、フィアットのオープンカーを買ったから、そのローンを払うので精一杯で、彼女にまで使えなかったんだよね(笑) 家賃とローンを引いたら、10万円も残らなかったんじゃないかな。外資系に入ったからって、すぐには豪華な生活はできないね。

−では、いつ頃から報酬が増えたんですか?

入社3年目の、最初のプロモーション。年収が倍の1,000万に上がって、すごく嬉しかったな。まず、車をアウディのTTクーペに変えた。それでも、まだまだ使える余裕があるんだよね。だからスーツとか時計とか、毎月何かしら大きい買い物をしていた気がする。

そうそう、時計は、その時に40万円のオメガを買ったんだけど、実は今でもそれを使っているんだよね。奥さんには変えた方がいいって言われているんだけど、気に入っているから変えていない(笑)

−お買い物以外にも生活面で変わったところはありますか?

そうだね、ワインの銘柄とか年代を勉強しないと注文できないようなレストランに行くようになったよ。新橋にある「あら皮」っていう有名な高級ステーキ屋さんに女友達に誘われて気軽な気持ちで行ったら、お会計が20万円以上だったり(笑)

−2人で20万ですか!?

そうそう、あれは今思い出しても驚く値段だよ!でも、当時は、そこで驚いたらカッコ悪いと思っていたから、何てことない顔でカードで払ったけど(苦笑) あとから会社の先輩に聞いたら、ステーキ一枚が5万円以上する有名なお店だったんだよね。遊び慣れた女友達の誘いには気をつけた方がいいっていう教訓だね(笑)

生活レベルが上がりすぎて、むしろ足りなくなった



−年収1,000万の当時と、現在の年収2,000万ではどのような違いがありますか?

年収1,000万円の頃は、使っても使っても余ってた気がする。でも、今は倍以上あるはずなのに、いくらあっても足りない(笑)

−年収2,000万でも足りないんですか!?一体何に使っているんですか?

やっぱり家賃かな。結婚して子供もできたから、前より広いマンションに引っ越したんだよね。今の家賃は月40万円。広さは100平米くらいの森ビルの運営する賃貸マンション。一階にコンシェルジュがいるからセキュリティがしっかりしているし、オフィスが近いから便利でいいよ。

- なるほど・・・でも、家賃だけでは足りなくはならないですよね?

あとは食費じゃないかな。さすがに毎日あら皮に行っているわけじゃないんだけど(笑) 最近は新しいお店をあまり開拓していないから、迷ったら六本木のグランドハイアットのフレンチキッチンに行っちゃう。家族とも行けるし、女友達にも好評だしね。1人1万円くらいかな。

結婚してても・・・



−先程も女友達のお話がありましたが・・・やっぱり独身時代はモテましたか?

いや、僕は別にモテないよ。合コンもしないし、キャバクラにも行かないしね。仕事で2~3ヶ月先まで予定が埋まっちゃうから。

−やはりものすごくお忙しいんですね。

この前の年末年始もずっと仕事で、今年は大晦日までDD(Due Diligence ※1)で中国にいたよ。最近は日本の景気が悪いから海外案件が多いんだよね。
そのせいで出張も多いし、日本にいても現地時間で会議があるから夜も家に帰れなかったりして、忙しくなっちゃう。

−なるほど。ご結婚されてからも、女友達は多いんですか

独身の頃は20〜30人位いたけど、今はその頃より忙しくてなかなか会えないからその半分くらいかな。食事したりドライブしたりするだけの仲だけど。そういえばこの前、家まで送ってあげても車から降りないって言って泣いちゃった子がいたな・・・結局どうしたかは忘れちゃったんだけど(笑)

−大学生もとても参考になったと思います(笑) 本日はお忙しいところありがとうございました!

※1 Due Diligence(デューディリジェンス) 投資家が自らの投資対象の適格性を把握するために行う調査活動全般のこと。詳しく知りたい方こちら 

おわりに



いかがでしたでしょうか?なかなか出会うことのできない「年収2000万」のビジネスマンの私生活に驚いた方も多いと思います。もう選考が終わり内定が出たという人も、まだまだこれから選考で忙しいという人も、「こんなライフスタイル を送ってみたい!」という観点を、自分のキャリアを考えるモチベーションにしてみてはどうでしょうか。

少しずつ春の息吹を感じるようになりましたね。体調を崩さぬよう、頑張ってください。

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