「結婚は家族の問題でもある」とよく言われる。1960年代の後半以降は、お見合い結婚より恋愛結婚の方が主流となり、親や地域を介さなくても当事者間で結婚を決めるケースがほとんどとなっているが、やはり家族をまったく無視した結婚はなかなかできない。

 一人暮らしをしている社会人にとっては、普段は家族のことを気にせずに恋愛することが当たり前だろう。しかし、結婚となれば話は別である。両親や親戚にあいさつをしに行かなければならないし、場合によっては結婚を反対されることだってあり得る。

 また、内閣府の「結婚・家族形成に関する調査」(平成22年度)によると、地方に住む未婚男性(30代)の9.6%が「親との同居」を結婚相手に求めていることが分かっている。連載8回でも指摘したとおりだが、彼氏がUターン就職して都市部の彼女と遠距離恋愛をしているパターンでは、「親との同居問題」がネックになって破局に至ることも珍しくない。

 一方、晩婚化が進むなか、親が「推進力」となって結婚に至ることも当然ある。今回は結婚支援サービスを展開する「パートナーエージェント」が2月2日に発表した「子供の結婚に対する親の意識調査」を参考にしながら、「イマドキ親」の実態を探ってみよう。
9割近くの親が子どもの結婚を希望
“無言のプレッシャー”に耐える息子・娘たち

 この調査は独身の子ども(30代〜40代)を持つ親(50代〜70代)に対して行われたもので、男女601人が回答した。

 昔で言えば30代、40代の結婚は相当な晩婚だ。同調査でも「子供に結婚してほしい」と思っている親は57.9%、「できれば結婚してほしい」を含めると87.5%にも及んでいる。当然、息子や娘に対してプレッシャーをかけてくる親もたくさんいるであろう。

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