どうやら健康な食事は健康な精子をつくるらしい。米国、スペインの共同研究報告によると、18〜22歳の健康な男性188人の食生活を調査した結果、魚、野菜、全粒穀物中心の食事を心がけている男性は、赤身肉、精製穀物中心の食生活の男性より、精子の運動能力が勝ることがわかった。これとは別に春先に報告された研究では、揚げ物や加工食品に含まれる「トランス脂肪酸」摂取過多の男性は、精液中の精子濃度が摂取量の少ない男性の6割程度であることが示されている。生殖機能に直結するかは不明だが、男性不妊の8割は精子の運動能力が低い「精子無力症」や「精子減少症」などの精子異常が原因なのは事実。自分にはもう関係ないと苦笑せず、次世代のために真剣に憂慮してほしい。

 ただ、トランス脂肪酸といわれてもピンとこないだろう。トランス脂肪酸は別名「狂った油」と呼ばれるほど悪辣ぶりが知られる加工油脂で、代表はスナック菓子の製造に使われるショートニング。サクッと好食感に仕上がるうえに安価なので、ファストフード店やコンビニ食の揚げ物油にもよく使われている。その一方、摂取過多で動脈硬化を促進、心筋梗塞や認知症発症リスクを増強するのは有名な話。精子無力症どころではないのだ。世界保健機関は2003年、摂取量を総カロリーの1%未満にするよう勧告を出した。

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