今回のアカデミー賞の候補者たちは、どんな映画が好きなのだろうか? そこで<Huffington Post>が、候補者たちのお気に入りの1本を聞いてみた。

オクタヴィア・スペンサー 『E.T.』
まずは『ヘルプ 心がつなぐストーリー』のオクタヴィア。「初めて『E.T.』を見たとき、宇宙人がかわいいなと思ったの。そう、E.T.が欲しかった」

ジェシカ・チャスティン 『オズの魔法使』
「私が映画に夢中になった最初の作品だった。(映画を見て)私もその一員になりたいと思ったの」

ジョージ・クルーニー&ヴィオラ・デイヴィス 『ネットワーク』
1976年に公開された名作を挙げたのは、ジョージ・クルーニーと『ヘルプ 心がつなぐストーリー』のヴィオラ・デイヴィス。2人とも、ピーター・フィンチ演じる主人公の"破たんした"キャラクターに特に影響を受けたと話している。この作品は、TV界のあり方にかなり手荒い方法で疑問を投げかけたベテランニュースキャスター、ハワード・ビール(フィンチ)が主人公。中でも、ハワードの「I'm as mad as hell, and I'm not going to take this anymore!(俺は非常に怒っている。もう我慢できない!)」というセリフは有名だ。ヴィオラは「ハワードは狂気に走る男性を示したけど、その一方で、かなり正気でもあった」とコメントしている。