団塊世代の男性のライフスタイルが発表、趣味のトップは旅行だが、以下は読書や映画鑑賞とインドア派が目立つ。

 株式会社インテージは20日、「団塊世代の男性のライフスタイル」に関しての調査結果を明らかにした。同調査は2012年1月20日〜1月23日の期間、インテージ・ネットモニター「キューモニター」のうち東京・埼玉・千葉・神奈川在住の62〜64才の団塊世代の男性800名を対象に、インターネットで実施された。

 団塊世代の男性に現在の就労状況では、収入を伴う仕事をしている人は61.0%。そのうち約8割が「週に4、5日以上働いている」と回答。一方、「働いていない」人は年齢が上がるに比例して割合が高くなっている。

 現在の収入源について複数回答で聴取したところ、最多は「公的年金」で77.8%が受給している。次いで「勤労収入」の61.0%、「個人年金」が27.6%、「金融資産による収入」が21.0%と続いた。「公的年金」の受給に関しては、「働いていない人」は95.2%、「働いている人」でも66.6%が受給している。年齢が上がると共に「公的年金」の受給率は増加し、「勤労収入」を得ている人の割合は減少している。

 団塊世代の男性の趣味トップ10は、「旅行」が56.8%で1位、次いで「読書」が47.4%、「映画鑑賞」43.0%、「音楽鑑賞」33.5%、「カメラ・ビデオ」25.0%、「ガーデニング・DIY」21.4%、「ゴルフ」21.3%、「自動車」20.0%、「資産運用・株式投資」17.6%、「食べ歩き」17.0%となり、スポーツ系は低い傾向にあることが分かった。

 そんな中、旅行大手のJTBは、50歳以上のシニア層をターゲットとした『旅彩彩』のツアーを提案。同一都市をゆったりと過ごすのが特徴で、添乗員が同行し、安心して旅行を楽しめるようきめ細かい配慮が行われている。海外では、スイス大周遊ツアー12日間を企画1名86万8,000円〜。氷河特急・ベルニナ特急を1等車で乗車したり、スーパーラグジュアリーのホテルに泊まるなど豪華な内容となっている。

 一方、近畿日本ツーリストも、団塊世代のよくばり旅として『大人時間』を企画。シニアに優しい宿などのテーマでは、やわらかい食事やアレルギー対応・塩分控えめなど食事の内容を配慮したプランをはじめ、エレベーターに近い部屋、車椅子の貸出などさまざまな要望に応える構成となっている。

 大きな人口構成で日本の経済大国化を担った団塊の世代は、消費者としても注目を集める世代。目の肥えた世代に、旅行業界もさまざまなアプローチを行っているようだ。

【関連記事】
・シニア層のDVDレンタル増加 老後を楽しむ高齢者向けサービス好調
・海外旅行の宿代、世界一出すのは日本人
・シニア世代の情報端末動向 信頼していないメディアの1位は「テレビ」
・進化する、高齢者にやさしい電話 固定電話風PHS、迷惑電話撃退、骨伝導まで
・「父子旅行」新たなブームとなるか 経験男性の7割がまた「行きたい」



加藤 秀行、 簗瀬 七海[著]

■記事全文へ