社会人なら誰でも可能? セミナー講師のなり方

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 ビジネスセミナーで壇上に立っている講師たちに、どのようなイメージを持っているでしょうか。普通の人よりも良い実績を残していたり、特別なことをしてきた人たち…そんなイメージを持っているかも知れません。

 しかし、セミナープロデューサーとして活躍する松尾昭仁さんは、社会に出て働き、報酬を得ている人なら誰でもセミナー講師になることができるといいます。では、どのようにすれば実際にセミナー講師になることができるのでしょうか。
 松尾さんが執筆した『セミナー講師で稼ぎたいと思ったら読む本』(中経出版/刊)の内容を、Q&A形式にまとめて紹介します。

Q、セミナー講師のメリットはなに?
A、「ビジネスパーソン」としての自分に付加価値がつきます。

 例えば、2人の営業マンがいたとして、一人はただその商品を売っているだけの営業マン、もう一人はその商品を売るだけでなく、良さを伝えようと講演活動を精力的にこなし「先生」と呼ばれている人、どちらの人の商品を買いたくなりますか?
 セミナー講師は「信頼」と「ブランド」を担保してくれますし、そうしたブランドが影響力を高め、メディアからの取材や出版のオファーなどにもつながるのです。

Q、セミナー講師をスタートしたとき最初にやることは?
A、まずは「子ども」向けの講演をしてみては?

 大事な初めての「セミナー講師」。いきなり規模の大きいところでやるのは大変ですから、松尾さんはまず小学生や中学生の前で講演することをすすめます。
 子どもたちに伝えるということは、分かりやすくしなければ理解してくれないということ。ですから、自分やっている仕事や属する業界のことを伝える場合でも、「小学生でもわかるように」とかなり噛み砕く必要があります。自分の卒業した学校や子どものいる学校に交渉し、生活科の授業などで一度児童の前に立って話してみてはいかがでしょうか。
 まずは小規模でいいからやってみること、それが大事です。

Q、セミナー開催のノウハウが全くありません。
A、まずは有名セミナー講師のボランティアスタッフになりましょう。

 セミナーを開催するためのノウハウがまったくないという人がほとんどだと思います。そんな人に松尾さんは、まず実績のある有名セミナー講師のボランティアスタッフになることをすすめています。
 セミナー開催は一人ではできませんし、どのくらい人が必要なのか、どれくらいお金が必要なのか、どういう段取りになっているのか、セミナーに参加するだけではなかなかつかむことができません。裏方をまず経験し、次に実際に自分でセミナー主催者になってみる。そういった経験が、自分がセミナー講師として活躍する上で大切なのです。

Q、有料のセミナーを開きたいけど不安…
A、有料ならば、まずは「ジョイントセミナー」にすべし!

 初めての有料セミナー。お客様からお金をもらって壇上に立つわけですが、松尾さんはいきなりの単独セミナーは危険だといいます。それよりもある程度有名な講師をゲストに招き、ジョイントセミナーとして開催するのがベストです。
 理由の一つは「集客力」。すでに業界内で有名な存在であれば良いのですが、そうでない場合は簡単に参加者を集めることはできません。有名講師のネームバリューを使い、人を集め、そして自分をアピールするのです。

 ここまでが初めてセミナーを開くまでの大まかな流れとなります。最初に開催したときの手ごたえからビジネスモデルを作ったり、集客のためのPR策を練っていくことになります。本書ではそういった内容から段取り、有名セミナー講師のインタビュー集などが掲載されています。

 「自分の仕事の話にそこまで価値はないよ」と思っている人も多いでしょう。しかし、業界外の人にとっては、非常に新鮮で価値ある情報かも知れません。また、同じ業界の人にとっても新たな視点を得ることができる場にセミナーがなる可能性もあります。
 もし、ちょっとでもセミナー講師に憧れを抱いているのであれば、まず一歩、前に進んでみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)



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