cm_MYLOHAS_20120215_01.jpg昔の恋人から届いた、赤ちゃんの写真入りの年賀状。

ちょっと年を重ねて貫禄のついた彼と可愛い赤ちゃんを見て、「この人と結婚してたらどうなっただろう…」などと考えてしまったりすることはありませんか?

ついついそんな妄想をしてしまったりすることがある人に観て欲しいのが、シャーリーズ・セロン主の演映画ヤング≒アダルト』です。

この『ヤング≒アダルト』でシャーリーズ・セロンが演じるのは、37歳バツイチのヤング・アダルト小説のゴーストライターをしているメイビス。

オトコに不自由するわけではないけれど、特定の恋人はおらず、ポメラニアンのドルチェちゃんと、ミニアップルと呼ばれる都会・ミネアポリスで気ままな生活を送っています。
高校生の頃は学園のクイーンとして誰よりも華やかな日々を送っていたのに、今はなんだか冴えない毎日を過ごしている彼女。

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ゴーストライターの仕事も行き詰まっていたある日、彼女のところに昔の恋人・バディからの赤ちゃんの誕生祝いへの招待メールが届きます。

その招待メールを見て、高校時代の輝いていた日々や、“運命の恋人”と思っていたバディのことを思い出したメイビスは、キティちゃんTシャツにスウェットといった超ルーズファッションで車に乗り込み、一路故郷を目指します。

そして、“運命の恋人”バディを取り戻すため、あの手この手でバディを落とそうとするのですが…。

シャーリーズ・セロン演じるこのメイビス、やることなすこと、どこかチグハグ。

都会でイケてる仕事をしているアタシ、という自己イメージが強過ぎるのか、頭の中で“こうあるべき”という自分と、現実の自分が乖離している感じがするのですね。本来ならもうすっかりアダルトな年齢なのに、やっていることはヤング並みというか……。

でも、幸せになろうと一生懸命頑張っている彼女の姿は、どこか現代の女性を象徴しているような気がします。

実年齢よりも若くあろうと努力し続けていることで、年齢相応に成熟できていない私たちの姿を、メイビスはデフォルメして見せてくれているのです。ジェイソン・ライトマン監督はメイビスを“イタい女”として描きながらも、頑張って生きている彼女のことは肯定して描いてくれているように思います。

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たまにイタいところもあるけれど、日々頑張って生きている現代女性たちをちょっと斜め上から応援してくれているような映画『ヤング≒アダルト』。

大笑いしながらも自分のことを振り返って胸が痛くなるようなこの作品、MYLOHAS世代の女性なら、きっと共感できるはず!

ヤング≒アダルト(94分/アメリカ/2011年)
公開:2012年2月25日
劇場:TOHOシネマズシャンテほか全国にて
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:シャーリーズ・セロン/パトリック・ウィルソン/パットン・オズワルト/エリザベス・リーサー/J・K・シモンズ

(C) 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.

text by 松村 知恵美
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matumura_p.jpg2001年より映画情報サイトの編集者に。映画情報の仕事にも関わらず、多忙のため映画を観に行けない環境に見切りをつけ、現在はライター、WEBディレクターとしても活動中。映画ライターと名乗りつつも、エンターテインメント全般、iPad、iPhoneなど様々な分野にもつい手を出してしまう雑食派。映画・エンターテインメント全般おまかせください!ブログ>>

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