急逝した漫画家が描きたかったもの『THE DOG RACE 〜青山景初期作品集〜』

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昨年10月、32歳の若さでこの世を去った漫画家・青山景さんの初期作品集『THE DOG RACE 〜青山景初期作品集〜』が本日2月23日より発売されます。

青山景さんは、漫画雑誌『月刊IKKI』が行う誌上新人賞『イキマン』を受賞し2003年にデビュー。その後、作家・舞城王太郎の『ピコーン!』を漫画化し、その後も『ストロボライト』、『チャイナガール』など次々に作品を発表。

思春期の男女をモチーフに描いた作品が多く、2010年より『イブニング』(講談社)にて宗
教を題材とした『よいこの黙示録』を連載していましたが、2011年10月に他界。未完のままとなってしまいました。

今回発売された『THE DOG RACE 〜青山景初期作品集〜』は、『イキマン』を受賞した『茶番劇』も収録。さらにはデビュー前の同人誌掲載作や投稿作、卒業制作として描かれた表題作『THE DOG RACE』が読める大変貴重な一冊となっています。

編集担当者の「この初期作品群を読めば、デビュー以降の青山氏が一貫して描き出そうとしてきたものが見えてくると思います。本質の部分はまったくブレていません」という言葉からも、完成度の高さが伺えます。また、「執筆から10年ほど経っているいま読んでも色あせていません」とも。

青山さんの描く女性登場人物は独特の可愛らしさがあり、多くのファンがいますが、初期の頃の作品はまた違ったタッチで美しさを感じます。

『THE DOG RACE 〜青山景初期作品集〜』は好評発売中。

※画像はAmazon.co.jpより引用。