22日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、マルセイユに敵地で0−1と敗れたインテル。キャプテンのMFハビエル・サネッティも、次のように落胆をあらわにしている。

「ものすごく悔しい。僕らは気迫ある試合をしたけど、最後に失点してしまった。これがサッカーだ。ここからリスタートしよう。不運? 今はいろんなことがある。今夜の僕らは敗北に値しなかった。これも良くない時期にはあることだ。早くこれが終わることを願っている」

一方、GKジュリオ・セーザルは次のように話している。

「本当に辛い敗戦だ。今日のインテルは良いプレーをしたと思うし、ドローがより正しい結果だったはずだからね。次はジュゼッペ・メアッツァでのセカンドレグだ。これは180分間の試合で、90分間では彼らが勝った。次はミラノで戦おう」

「僕がインテルに来てから、これほど難しい時期を過ごすのは初めてのことだ。乗り越えるにはたくさんの気迫と力が必要になる。人生ではこういう時期もあるんだ。リスタートするには、自分への自信が必要だよ。これまでやってきた良いことを忘れることなく、ね」

「僕らは一緒にまとまり、たくさん仕事をして、ここから抜け出さなければならない。それからポジティブな見方もしよう。これだけの敗北を喫してしまったけど、リーグ戦で僕らはまだ3位にたどり着くことも可能なんだ」

対するマルセイユのディディ・デシャン監督は、次のように満足感を表している。

「インテルはここ最近の試合以上だった。ドローでもおかしくなかったかもしれない。だが、ぎりぎりで勝つことができ、とてもうれしく思っているのは当然だ。セカンドレグで失点しなければ、我々は勝ち上がることができる。だが、それだけでは十分ではないだろう。難しい試合になるはずだ。相手は経験豊富なチームなんだよ。ウチの選手の大半は初めてのCLなんだ」