セレブの最新ファッションに関する、ちょっとした事件を2つご紹介します。

服がかぶった有名モデルたち
他人と服がかぶるのは、悪いことをしたわけでもないのにひどくバツの悪い思いをするもの。今回そんな思いをしてしまった(らしい)のは、ケイト・モスとヤスミン・ル・ボン。2人は先週土曜日に開かれたステラ・マッカートニーの2012年冬コレクションのアフターパーティーに、ステラの"ミラクル"ドレスで現れたという。そんな彼女たちの出で立ちはコチラからどうぞ。ちなみに、<Huffington Post>の読者投票では63%がケイトを支持していました。

悪いのは書かれた言葉であって、子供じゃない
もう1つは、女優のサディ・フロストの12歳の娘のドレス(ちなみに父親は俳優のジュード・ロウ)。2人は今週火曜日に、ロンドンで開かれたヴィヴィアン・ウエストウッドのショーに出席したのだが、そのときに着ていた娘のドレスが問題に。

彼女のドレスは一見すると、白地にハートのマークが多数あしらわれたとても愛らしいものなのだが、ハートの中に書かれた言葉がいけなかった。英『Telegraph』紙によると、この言葉の中には、「Blow Me(俺の○○をしゃぶれ)」や「Eat Shit(クソでもくらえ)」、「Choke(息が詰まる、窒息させるなどの意)」といったものが含まれていたという。


母親のサディはこの"事件"にまったく気づかなかったようで、「娘はファッションに夢中なの。この場に来られてとても喜んでいたと思うわ」とコメント。

だがのちに問題を指摘されると、自身のツイッターで、「娘がヴィヴィアン・ウエストウッドのショーで着ていたドレスで、人々を困惑させてしまったようで、私自身もショックを受けています。あれはプレゼントとして買ったものなの」「(娘のドレスに書かれた文言で)気を悪くされた人がいたらごめんなさい。彼女はスイートでイノセントな子なの」「私たちはとても楽しい一日を過ごしました。ドレスに関しては...娘が大きくなるまで隠しておくべきでしょうね」と、謝罪のコメントを掲載した。

最後はちょっとしたコネタを。色を扱う有名企業パントン(Pantone)は昨年12月、2012年のカラーとして"タンジェリン・タンゴ"(Tangerine Tango)を選びました。これはミカンのような濃いオレンジ色を指すのですが、先日行なわれたニューヨーク・ファッション・ウィークでは早速この色が採用されています。ザック・ポーゼンやキャロライナ・ヘレラ、ラコステ、そして他にも鮮やかな赤のピンクのドレスなど、フォトギャラリーはコチラからどうぞ。