モウリーニョ「チャンピオンズリーグの結果は去就に関係しない」

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 レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、チャンピオンズリーグで優勝しても、同クラブとの関係に影響を与えることはないと主張した。スペイン紙『アス』が報じている。

 モウリーニョはかつてポルトとインテルを率いた際、チャンピオンズリーグのタイトルを勝ち取った後にクラブを離れている。そのため、仮にレアルがチャンピオンズリーグを優勝すれば、モウリーニョは監督の座から降りるのではとの意見があった。しかし、モウリーニョは「チャンピオンズリーグで優勝することがクラブを出ていく理由にはならない」と否定している。

「私がポルトを去ったのは、クラブを離れ自分の他の野心を満たす時だと判断したからだ。インテルの場合は、チャンピオンズリーグ決勝を迎える前から去ることを決めていた」

 また、チャンピオンズリーグで成功するかどうかが、自身のマドリードでの将来に影響するかと尋ねられたモウリーニョは、これにも「NO」と答えた。

 さらに、モウリーニョはリーグ戦を制することのほうが、クラブの高いクオリティをより示すことになるとの見解も示している。

「私にとって、リーガが最も重要だ。優勝してきたのは常にベストチームだからね。チャンピオンズリーグにおいて、いつもベストチームが優勝するとは限らない」

「リーグ優勝というのは、指揮官の自尊心を満たすとても良いものだ。1年を通して素晴らしい仕事をした証明だよ」

 現在、レアル・マドリードは2位バルセロナに10ポイント差をつけ、リーガで首位を走っている。

[写真]=ムツ カワモリ

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