●G・Joe?はかく語りき
1180年(治承4年)、源義仲が平家軍勢へと牙を向け挙兵した際、その後も活躍を示す事となる強力な将軍が源軍勢の配下に就いた。その名も手塚光盛。

信州生まれのこの将軍の家系は、約700年後に江戸時代後期の蘭学者・手塚良仙を生み出し、そしてその更に約150年後、我々にも馴染み深い、あの天才漫画家を生み出した。手塚治虫である。

祖父は司法官、父は新し物好きの住友金属会社員。大阪に生まれた手塚少年は早くから映写機を手に入れ、チャップリンやディズニー映画、そして数百冊の漫画本を目にしながら、感性豊かに成長した。彼は映画の躍動的なエッセンスを漫画に吹き込む事で、現代に繋がる日本漫画芸術の礎を築き上げた。

筆者はこの"漫画の神様"が描いた多数の作品のうち、『火の鳥』『どろろ』『ブッダ』『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』『アドルフに告ぐ』を、本当につい最近読ませて頂いた。

活き活きとしたキラクター描写はもちろんの事、ストーリー展開に関する力強い牽引力には感銘を受けた。まさに日本の文化史に残る現代人のうちの1人である。

さてこの度、手塚治虫氏と生前親交のあったブラジルの国民的漫画家マウリシオ・デソウザさん(76)が、2月下旬に手塚氏のキャラクターを登場させた作品を発表する事が明らかとなった。1984年にブラジルで対面した2人は意気投合し、当時「お互いのキャラクターを登場させる漫画を作ろう」と語り合っていたという。

今回の作品はデソウザ氏の代表作『モニカと仲間たち』の一編として描かれる予定で、内容はアマゾン熱帯雨林を違法伐採をテーマにしたもの。『鉄腕アトム』『リボンの騎士』といったメインキャラクターたちが登場するという。

ブラジル国内での発売となるが、ぜひとも目にしてみたいものだ。が、地球の裏側にいる日本人がこの作品を目にする為には、ネットからの情報収集のみに頼らざるを得ないだろうか。出来れば、正式に市場へ登場させて欲しいと願いたいところだが。

【記事:G・JOE?】

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