120216NEWSkaze01.jpg疲れているときほど引きやすいのがカゼ。「カゼは万病の元」なんていって、すぐに薬を飲んだりしていませんか?

じつは、カゼには「上手に引く」ことで、引く前よりも元気になれるコツがあるんです!

こうした「カゼの上手な引き方」を提唱したのが、坂本龍一さんにも大きな影響を与えたという「野口整体」の創始者・野口晴哉

彼の代表作『風邪の効用』では、

「カゼはこわばったカラダをゆるめ、崩れたカラダのバランスを整えてくれる働きがある。治そうとするのではなく『上手に引く』ことで、蛇が脱皮をするように、風邪を引く前よりもサッパリする」(引用)
というもの。

本書によれば、カラダが鈍っている人ほど風邪を引きにくく、大きな病気にかかりやすいそう。逆に、ちょこちょこ引くことで、カラダのバランスを整えることができて、丈夫な体カラダになるのだとか。

120216NEWSkaze02.jpg

野口晴哉

この「上手に引く」ことを本書では「カゼを経過する」「カゼを全うする」と言っています。野口自身はたいてい40分から2時間、クシャミを20回もすればカゼが通り過ぎてしてしまったのだとか。
すごいです、野口先生!

本書で紹介されている「経過の仕方」も具体的。カゼのピーク時は元気に動き回ってもよいが、熱が下がり始めた際いったん平熱以下になる時があり、その間は絶対安静!

またカラダを温めるだけでも「後頭部を温める」「アキレス腱を温める」「鼻を温める」…など、症状によって温め方も様々。比較的ポピュラーな「足湯」(くるぶしまでお湯につかる)が効果を現すとされているのは、喉やリンパに症状のある場合。胃腸に異常があるときは膝上までお湯につかる「脚湯」がいいのだそう。

その他にも「夏のカゼ」といった季節によって異なる対処法など、目の前で野口先生が語っているかのような分かりやすい文体で説明されています。

野口先生いわく「カゼはカラダの洗濯」ということで、これを読んだらカゼを引きたくなってしまうかも!? 今年は、カゼを引いたら健康になるチャンスと思って、ぜひ「上手な引き方」を実践してみてはいかがでしょう!

[『風邪の効用』野口晴哉著(ちくま文庫), 坂本龍一インタビュー ※野口整体に言及されている]

text by hato
--------------------------------------------------------------------------------
profile_ishigami.jpg物心つく頃から鎌倉の海と山に挟まれて育ち、気づけば在住30年。大学で現代アート、大学院でアートを取り巻く社会学を研究しながら、演劇作家として活動。女性誌広告ディレクターを経て、現在はフリーのライター、脚本家、物語作家。20代後半からタオヨガを学び、中国などで気功と瞑想のトレーニングを受ける。「直観とつながり、体が感じることに素直に生きる」ことを大切にしています。

■ あわせて読みたい
本当の星空を取りもどしてみませんか? 「電気を消して空を見るだけ」気軽にできるエコアクション!
【本日オープン】自分にぴったりの枕が気軽にオーダーできる「PILLOWY cafe」
バレンタイン直前! いまからでも間にあう星座別恋愛必勝法とは!?
大切な人に、あなたがデザインした世界にひとつだけのZOTTERチョコレートを贈ろう!