「マフラーがインテルカラーで、インテルのサポーターたちが期待している? OK、あれは友人からのプレゼントなんだ。今の私は最も魅力あるチームを指揮している」

14日に行われたレヴァークーゼンとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、青と黒のマフラーを巻いていたバルセロナのペップ・グアルディオラ監督だが、インテル行きの噂に対して『プレミアム・カルチョ』で冒頭のように答えた。

一方、『スカイ』のコメンテーターを務めるジャンルカ・ヴィアッリ氏は、「来年のインテルのベンチには、グアルディオラがいるかもしれないね。ロベルト・バッジョをアシスタントにして…」と話している。

両者とインテルにまつわる話はこれが初めてではない。だが、アンドレ・ビラス=ボアス監督からローラン・ブラン監督まで、クラウディオ・ラニエリ現監督の後任候補が増えているのは明らかだ。グアルディオラ監督もバルサとの契約延長が決まっていない。

だからこそ、ラニエリ監督は来季のCL出場権を得られる3位の座を確保しなければならない。いずれにしても、グアルディオラ監督が現役時代にイタリアでプレーしたことからも、同監督がイタリアで指揮を執る可能性は排除できないだろう。

そのグアルディオラ監督は、レアル・マドリーに勝ち点10差を付けられている国内リーグについて、「我々が危機にあると言われていた? すべてのコンペティションをコントロールすることはできない。単純に、これまでの我々があまりに素晴らしかったということだ」と話した。

また、レヴァークーゼン戦で見事なプレーを見せたFWリオネル・メッシには、「私が指揮した中で最強の選手だ。我々は、彼がウチにいることを喜んでいる」と、改めて賛辞を送った。なお、契約延長について問われると、同監督は「今日は3−1で勝った」と述べるにとどまっている。