バットマンの敵・ベイン.映画『ダークナイト ライジング』 (c)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
 本年度最高の興行収入は確実!? 『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が“最後”のバットマンを描く『ダークナイト ライジング』(7月28日より公開)が予告編のダウンロード数などで驚異的な記録を打ち出しているという。

 本作は、ゴッサム・シティの悪を滅ぼすバットマンの起源と誕生を描いた『バットマン ビギンズ』(2005年)、『ダークナイト』(2008年)の続編であり、シリーズ最終章。前作『ダークナイト』では、遺作にもなったジョーカー役のヒース・レジャーの鬼気迫る演技、壮大なストーリーと世界観で、全米興行収入約430億円、全世界では約820億円を突破し、同年のアカデミー賞では数々の賞を受賞するなど、世界中で『ダークナイト』現象を巻き起こした。

 主演を務めるのは、クリスチャン・ベール。そのほか、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンといった前作同様のキャストに加え、アン・ハサウェイがキャット・ウーマン/セリーナ・カイル役、トム・ハーディがベイン役を演じる。また、『インセプション』のマリアン・コティアールやジョセフ・ゴードン=レヴィットといった豪華キャストが勢揃いし、前作から8年後のゴッサム・シティを舞台にバットマンの完結編を描く。

 今回、バットマンが挑む最後の敵・ベインの最新ビジュアルが公開された。ベインは、圧倒的なパワーとジョーカーを凌ぐ知能を持つ“最凶”の相手。原作では、6つの言語と2つの失われた言語を使い、瞬間記憶能力も身につけた、知性と強靭な肉体を持つ最強のキャラクターとして描かれる。ベインの目的は「革命」。バットマンが辿る運命に注目が集まる。

 公開を約半年後に控え、すでに本年度最高の興行収入になるのではないか、と話題になっている。予告映像第2弾が、公開されてから24時間で1250万件というiTunes史上最高ダウンロード数を記録。また、ミッドナイト先行上映チケットが販売されるや否や売り切れ状態となり、ニューヨーク、ロサンゼルスの劇場では即完売だったそう。

 さらに、俳優、映画、テレビなどに関するオンライン・データベースサイト、IMDb(ザ・インターネット・ムービー・データベース)の「今年最高の期待作トップ10」で『メン・イン・ブラック3』『アベンジャーズ』を抑え第1位を獲得。また同サイトで、全世界で大ヒットした『アバター』を抑え、「過去10年間で最もアクセスの多かった映画」第1位にも輝き、前作を凌ぐ記録をさらに打ち出しそうだ。

映画『ダークナイト ライジング』 - 公式サイト
映画『ダークナイト ライジング』 - 公式ファンページ

 映画『ダークナイト ライジング』は、7月28日(土)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。

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