(社)日本ソーシャルデザイナー協会(JSODA/岩瀬誉代表理事会長)は、インテリアコーディネーター(IC)とホームビルダーをつなげる交流会「I&Bセッションカンファレンス(IBSC)〜二業種交流会〜」を、2月10日(金)、カリモク家具新横浜ショールームにて開催した。

JSODAとは、2010年7月に設立された、建築やインテリア、商業施工、福祉業界、グラフィックデザインなど各分野の専門家と一般生活者から組織されている協会で、その名の通り、業界の垣根を超えたソーシャルな交流を行うことで、一般生活者のQOL(生活の質)向上と会員のビジネスバックアップを図るというもの。これまでもさまざまな業界の交流を進めてきたが、今回行われた「IBSC」は、インテリア業界と建築業界のパートナー化を目的に企画されたもので、主旨賛同したIC、ホームビルダー約40名と協力メーカー11社の関係者が参加した。
2部構成で行われた「IBSC」は、まず第1部で同協会統括部会長でフリーのインテリアコーディネーターである柳生千恵氏(神奈川インテリアコーディネーター協会理事)がセミナーを行い、「IBSC」の意義やICの仕事内容や活用意義を解説、さらに実際に柳生氏とビルダーがパートナーとして現場を進めた実例を紹介しながら、ICに提案を任せたことで受注金額が大幅にアップしたことなど現実的なメリットを提示しながら提案した。またより具体的な情報としてIC業務委託契約の実例やフィーの考え方、インテリア商品の仕入れなども分かりやすく解説した。セミナー終盤ではビルダー側から、特にフィーや契約問題など現実的な懸念条項に関する質問が出されるなど活発な意見交換がなされた。続く第2部では、パーティ形式の交流会が行われ、ICとビルダーによる積極的な交流が実行された。

なお開会に先立ち、同協会岩瀬誉代表理事会長は、「建築とインテリアは近いようで遠い存在であり、お互いの利益に貢献しあっていませんでした。この現状をどのように打開するか、具体的な動きがなかなか出てこない中、我々は中立的な立場でこの交流会を企画しました。1組でも多くのICとビルダーのパートナーができれば良いと考えています」と挨拶、今後も定期的に「IBSC」を開催していく意向とのことで、動向が注目される。