『平清盛』では毎話、平清盛にゆかりのあるパワースポットを紹介している。

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2012年が始まり、2ヶ月が経とうとしている。辰年の今年は“昇竜”ということで景気が上向く、なんて予想も出ているのだが、厚生労働省の調査では正社員の給与総額が2年ぶりに減少したという結果も出ている。そんな世知辛い世情からか、もはや神頼みしかないとパワースポット巡りをするビジネスパーソンも多いという。

中でも、現在放映されているNHKの大河ドラマ『平清盛』で紹介されるスポットは密かなブームとなりつつある。実はこれまで『平清盛』は5話放送されているのだが、1話毎に1スポット、平清盛にゆかりのあるパワースポットが紹介されているのだ。

例えば、第2話で紹介された石清水八幡宮(京都府八幡市)はパナソニックの創業者松下幸之助が信仰していたことでも知られる「厄除開運、必勝、商売繁盛」のパワースポットだし、第5話で登場した和田神社の狛犬は「不幸を止める」ご利益があるとされている。


そして平清盛とくれば、やはり世界遺産で有名な厳島神社だろう。この神社は歴史的に見ると“勝利と出世のパワースポット”と言っても過言ではない。実際、例えば平清盛が厳島神社にお参りをしたところ、保元・平治の乱に大勝利。それをきっかけに武士として初めて太政大臣にまで上り詰めたのだからご利益も半端ではない。

ちなみに平清盛が歩むこのサクセスストーリーは当時ではものすごい大事件だったのではないだろうか。ドラマ『平清盛』を見ると分かるのだが、彼が生まれた平安末期は貴族政治が中心で、武士の地位はかなり低かったようだ。武力は持っていても立場的には貴族の「番犬」でしかなかった。清盛自身、父親の忠盛とともに貴族から「たかが武士」とバカにされていたという。

それでも、混迷する貴族政治や庶民の貧困、治安の悪化が次第に清盛の活躍の場を広げていく。第6話では、清盛が安芸(広島)の海を荒らす海賊に挑むのだが、この海賊との海上戦シーンは、全長約22メートルの船を用いた大規模な海上ロケによって撮影されている。そのスケールは出演者の一人でもある阿部サダヲさんが「(戦闘シーンは)『パイレーツ・オブ・カリビアン』と『ONE PIECE(ワンピース)』が一緒になったようなすごいエンターテインメント」とコメントをするほどだ。

さらに第6話は『平清盛』全編の中でも節目となるストーリーで、この海賊との戦いを通して、それまで平氏の中でも厄介者だった清盛が、自ら平氏の一員であること自覚していくのだという。演出家の柴田岳志さんも「清盛・青春期の第一期にピリオドを打つようなシーンです」と話している。

逆風の社会情勢や複雑な家庭環境といったネガティブ要素をむしろ糧にして、出世街道を爆走した平清盛は、現代に置き換えれば正に理想のビジネスパーソン像。そんな彼の存在にあやかって、給料アップ、コンペ必勝、リア充になる、といった希望を実現したいと思うのであれば、清盛ゆかりの地をめぐって運気上昇をねらってはいかがだろうか。
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<番組概要>
大河ドラマ『平清盛』
第6話「西海の海賊王」
放送:NHK総合 毎週日曜 20時00分〜
(再放送)NHK総合 毎週土曜 13時05分〜
出演者:松山ケンイチ、中井貴一、玉木宏、深田恭子、加藤浩次、
松雪泰子、田中麗奈、阿部サダヲ、檀れい、藤木直人、上川隆也、りょう ほか

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